少し前に、神田川をさかのぼるアユClick!たちの記事を書いた。アユの棲息域は、高田馬場駅から下流へ400mほど下った、妙正寺川の暗渠と神田川とが落ち合う高戸橋Click!あたりで確認されているのだが、高田馬場駅近くにある神高橋界隈では、いまだ公式には確認されていないようだ。そのかわり、別の魚やさまざまな水棲生物が繁殖している。
きれいな水にしか住まない、トンボのヤゴたちが驚くほど多いのも、現在の神田川を象徴していてうれしい限りだ。また川エビやカゲロウの幼虫、ドジョウやフナ、ザリガニの子どもなどの密度が、おとめ山公園Click!の湧水池Click!並みに濃くなっている。近い将来、神田川の上空を乱舞するギンヤンマの群れを再び見ることができそうだ。神高橋の南詰めにある戸塚地域センターでは、大きな水槽をロビーに設置して、神田川の多彩な生き物を紹介している。
下水による汚染がなくなり、川の水質がおそらく70年ほど前の「金魚が棲める」状態にまで回復している落合付近の神田川では、江戸友禅染めClick!の水洗いClick!があちこちで復活している。わたしが神田川の川面を歩いてみようと出かけた日も、ちょうど神高橋の下で水洗いが行なわれていた。西武新宿線や山手線の鉄橋と平行して、水洗いをした反物が川を渡して干されている情景は、汚染と悪臭とで死滅した神田川を知っているわたしには、まるで夢のような光景だ。
さっそく、川へ下りて持参したスニーカーに履き替え、念願の神田川に入ってみる。水は驚くほど透明で、とても新宿区を流れる川の水質とは思えない。川の中央部分は、「高田馬場峡谷」Click!(山手線ガード下)の急流から押し出された流れのせいで、大人でも凸凹の底では足をとられそうになり小さな子供にはやや危険だ。川底の石畳やコンクリートには藻が繁殖しているので、ゴム底の長靴かスニーカーでないと、流れに押されてすぐに転倒してしまうだろう。いい天気がつづいているせいか、川の中央でも水深はわずか30cm弱ぐらいだった。
西武新宿線のガードをくぐり、もっとも流れが急な山手線のガード下あたりまで川面を歩いてみる。もちろん、明治時代にレンガを「イギリス積み」Click!にして造られた、ガードの擁壁を間近で観察したかったからだ。でも、ガードの手前までくると、さすがに足に感じる急流の水圧がすごい。大雨のあとには、まるで段差のある滝のような急流になるこのポイントは、通常でも小さな子どもたちの川歩きにはちょっと怖いポイントかもしれない。下から山手線ガードを見上げると、1955年(昭和30)に改修工事が完成しコンクリートで固められた鉄橋西側(下落合側)と、明治期の橋梁そのままの状態の東側(戸塚側)とのちがいが明瞭で面白い。真夏なので、残念ながら橋梁のレンガ積みはツタに覆われ、細かく観察することができなかった。
山手線の鉄橋に比べ、西武新宿線の鉄橋は最新の工法で架け替えられているのがわかる。西武線の神田川鉄橋は、下から見上げると効率的なコンクリート工法が用いられているようだが、この鉄橋をリニューアルしている情景の記憶が希薄だ。それは、神田川へ斜めに架かっていた神高橋を新たに架け替えて直線化し、同時に神田川の護岸を補強して、さらに新宿区の戸塚地域センターを建設していた工事を通じて、このあたり一帯が長期間、工事中の高いフェンスで覆われ見通しがきかなくなっていたことによるのだろう。神高橋や護岸工事、地域センターの建設工事はハッキリ憶えているのだが、西武線の鉄橋が新しくなった経緯の印象が薄い。
さて、神田川を歩いていたら、近くの子どもたちがさっそくやってきて、網で川魚やヤゴ、エビたちを捕まえはじめた。小さな虫かごならぬ水槽を持ってきているので、きっと夏休みの自由研究なのだろう。捕まえた川の生き物の名前を、お母さんといっしょに戸塚地域センターの職員に訊きながらノートに記録している。水槽の中には、魚が3~4尾のほか、エビやトンボのヤゴ、かげろうの幼虫などが泳いでいる。わたしも、さっそく職員の方に取材することにした。もちろん、アユがどこまでさかのぼってきているかの確認だ。
ちょっと残念そうな表情の職員の方によれば、まだアユは高田馬場付近では確認できていないとのことだった。さまざまな川魚のエサ、つまり棲息環境は高田馬場から下落合にかけてはまったく問題ない状態にまで回復しているが、残る課題は川の水温だという。アユが遡上するには、冷たい水温であることも条件のひとつなのだが、高田馬場から400mほど下流の高戸橋あたりから上流の神田川は、水温がやや高めでアユたちには嫌がられているのではないか・・・というお答えだった。では、なぜ明治通りに架かる高戸橋界隈の水温が低いのか、もうここの記事を以前からお読みの方はとうに気づかれているだろう。
妙正寺川や落合水再生センターから流れこんだ水は、現在では落合地域で神田川に合流せず下落合駅前から高戸橋の手前まで暗渠(トンネル)Click!になって流れている。だから、水流は夏の陽射しを受けずに低温のまま、高戸橋の西側へと注いでいるのだ。換言すれば、神田川は井の頭から妙正寺川との元・合流点あたりまで陽光によって温められつづけ、いくら水が澄んでエサが豊富になっても、ほかの魚たちはともかく、アユはぬるま湯のように感じる上流域にはさかのぼってこない・・・ということなのだ。でも、わたしの感覚からいえば神田川の水はけっこう冷たく、浸かっていたら30分ほどで足が冷えてしまったのだが・・・。
ただし、季節や天候によって水温は大きく変化する。いまは真夏なので水温はかなり高めだが、他の季節ではアユ好みの低温になることがあるかもしれない。そこで、アユたちが「よう、もうちょっと上まで出かけてみようじゃんか」とならないとも限らないのだ。また、冷たい水流に惹かれて600m近くある暗渠をさかのぼり、アユたちは突然、神田川ではなく妙正寺川に姿を見せるかもしれない。それは、今後のお楽しみというところだろうか。
神田川の上流域へ、アユたちをさかのぼらせるためにはどうすればいいのか?・・・解決策はハッキリしている。神田川の水温を下げればいいのだ。それには、あちこちで道路の拡幅や護岸工事のために伐採してしまった、川沿いの樹木をできるだけ多くの箇所で復活させ、川面への直射日光を当てない枝葉の影ができるようにすれば、水温は確実に下がるだろう。
ちょうど、高戸橋から関口までの下流域Click!で実現している、川面へ大きく張り出すような枝葉を拡げる樹木(同流域では歴史的な経緯から、サクラClick!が沿岸樹木として採用されている)を植える施策だ。いまだに信じられないほど澄んで清流化した神田川に、魚たちの食餌環境はすでに整っている。あとは上流域における水温の課題が残るだけだが、ここでもやはり街中からの緑の減少が大きく影響しているのだ。樹木ばかりでなく、土面が露出した草原や河原を部分的に設置すれば、ホタルが飛びかう日ももはや夢ではないかもしれない。
◆写真上:山手線鉄橋下の「高田馬場峡谷」では、さすがに急流で大人でも水圧がかなりある。
◆写真中上:上左は、山手線の鉄橋橋梁部の「イギリス式」レンガ積みだが接近してもツタが繁ってよく見えなかった。今度機会があれば、柵の中へ入って撮影させてもらうことにする。上右は、下から見上げた西武新宿線の神田川鉄橋(コンクリート橋)。下は、水洗いのあと川を渡して乾かす様子で並行して見えているのは西武新宿線の鉄橋。
◆写真中下:上は、神高橋の橋下から下流の高塚橋と戸田平橋を眺めたところ。下左は、神高橋を下から。下右は、1970年代の汚染がウソのようにきれいになった神田川の流れ。
◆写真下:上は、さっそく魚やエビを捕まえにきた近所の子どもたち。下左は、メダカも増えそうな神田川の現状。下右は、夏休みの自由研究で捕まえた神田川の生き物を観察する子どもたち。
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この記事へのコメント
0808cho
かれこれ1年半ちかくご愛読させていただいております。
いつも、取材量と知識量と、落合周辺から発展する豊富な話題の量にただ圧倒されるばかりで、毎回楽しく拝見させていただいております。
さて、じつは今回の記事と関係がないのですが、ご一報を、とのことでございますので、貴ブログの記事を一部参照リンクを貼らせていただきたくおねがいいたします。2007年3月15日にお書きになった記事につきまして、ぜひリンクさせていただきたくおねがいいたします。東京オリンピックと旧町名の関連に関する記事でございます。まことに勝手なおねがいではございますがよろしくおねがいいたします。
tree2
布さらしができるんですか!
小エビやヤゴもいるんですか!
素晴らしい 嬉しい 嬉しい!
残念なのは、両岸がノッペラボウな護岸なこと。
ほんとになんとかならないものでしょうか。
面影橋あたりでは、川底に岩盤と思えるものが見え、その上で鴨が昼寝しています。
これをもうちょっと発展させられないかと願うのですが…
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
はい、どうぞ。ご自由にリンクを張っていただいてかまいません。当該の記事は、1964年前後に行われた下町の町名変更について書いたものですが、いまだ元へもどす動きが自治体の側からは出てきていないのが残念です。ただ区によっては、そのあたりのテーマに対する温度差がありそうで、今後の動きが注目されますね。
以前、金沢市が由緒ある旧・町名の復活に取り組んでいる事例について、東京の現状とともにご紹介したこともありました。住民ばかりでなく、自治体が積極的に推進しているのはすばらしいですね。
http://chinchiko.blog.so-net.ne.jp/2009-10-20
余談ですが、わたしの出身町の東日本橋は通称「薬研堀」という地域名なのですが、いまやそれを地名ではなく、薬研(七色唐辛子)の商標だと勘違いしている人が多いのに愕然としてしまいます。^^; 昔の町名や地域名は、たいせつにしたいですね。
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
夏だけですが、テラスのあるところは川へ下りて遊べるんですよ。水洗いは四季を問わず、ずいぶん以前からあちこちで行われていますね。特に面影橋の近くでは、1980年代から試験的に行われていました。
いまでは、神田川だけでなく妙正寺川でも、イベントがらみではありますが、試験的に水洗いを実施しているのではないかと思います。ただ、妙正寺川はそれほどでもありませんが、面影橋界隈の神田川では川底までかなり深いですので、川面に下りるのがけっこうたいへんそうです。
神高橋には、川面に設置されたテラスへ下りる階段がありますので、誰でも気軽に水遊びができます。ただ、川ではく長靴かスニーカーを持参しませんと、裸足ではすべって危険ですね。
ほんとうに多彩な生物が復活していて、魚は増えつづけると思うのですが、アユだけは水温の課題があって、まだ少し時間がかかりそうなのです。
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
suzuran6
ここまで来たのであれば、護岸、川底を自然に近くし、完全な公園化してしまえば…と思ってしまいますね。
明日から通勤途中馬場近くで神田川を見る目が変わりそうです。
ChinchikoPapa
川底のコンクリートを一部はがせば、雨水などの地中への浸透度が高まるでしょうから、地下水脈も豊かになり、目白崖線に湧く泉の水量が増えるかもしれません。
あとは、コンクリートの無粋な護岸をなんとかしたくなりますが、大雨が降ると洪水を繰り返してきた地域ですので、うまく整備しないと1970年代の危険流域へ逆もどり・・・という怖れがあるでしょうか。そのあたり、うまくバランスのとれた風情づくりができるといいですね。
もっとも、70年代と本質的に異なるのは、各所に洪水防止の地下遊水プールが整備されているのと、妙正寺川と神田川が下落合で合流してない点で、当時の危険な状況に比べたらかなり余裕があるかもしれませんね。
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
opas10
NO14Ruggerman
神田川はより深く臭く危険そうだったので
一度も下りたことはありません。
そんな私にとっては信じられない光景です。
機会あらば是非散策してみたいですね。
ChinchikoPapa
山手線の神田川鉄橋も「イギリス積み」ですが、おそらく昭和初期に新井薬師道の拡幅工事と同時にコンクリートのガードに改造された、佐伯祐三が描く下落合から高田町へと抜ける「ガード」のレンガ積みもまた、同じ積み方だったのではないかと思います。
ChinchikoPapa
妙正寺川へ下りられたとは、うらやましいですね。w 神田川は、水位が下がる7月の梅雨明けあたりから、8月の中旬まで自由に入れますので、ぜひ一度遊びにきてみてください。
いまの神田川の水質は、おそらく東京湾や湘南の海水浴場よりも、すでに清潔ではないかと思います。
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
nice!をありがとうございました。>siroyagi2さん
ChinchikoPapa
nice!をありがとうございました。>(。・_・。)2kさん
うたぞー
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
神田川の水質を見ますと、支流の善福寺川もずいぶんきれいになっているのがわかりますね。妙正寺川や善福寺川まで、アユがさかのぼるようになると嬉しいですね。^^
ChinchikoPapa
「染の小道」実行委員会 樋口智幸
はじめまして。「染の小道」実行委員会の今期広報を担当しております樋口と申します。
神田川の水元再現、私も見に行きたかったのですが都合がつかず、ブログにて様子が分かってありがたく存じます。ブログ記事は、以前よりしばしば拝見しております。
私どもは、落合・中井地域を盛り上げていこう、という有志の集まりで、毎年1回、妙正寺川に反物を架け、商店街を暖簾で飾る、というイベントを実施しています(詳しくはリンク先をご覧いただければ幸いです)。
来年2月のイベントに向けて、街に配る広報誌を作成中なのですが、その中の読み物として「落合道人」のような身近だけど知られていない街の魅力を、広く伝えるコーナーを設けられないかと考えておりました。お知恵を拝借できないかと思い、ご連絡差し上げました次第です。近々、一度どこかでお時間いただけませんでしょうか。
もしご興味おありでしたら、 の樋口宛まで、ご連絡いただければ助かります。
以上、突然のご相談で恐縮ですが、どうぞよろしくお願い申しあげます。
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
nice!をありがとうございました。>zyabuzyabusanさん
ChinchikoPapa
実は、「染の小道」さんの妙正寺川に架ける反物わたし、あるいは「落合ほたる」さんのスタンプラリー等、わたしはたいがい参加・参観させていただいてます。スタンプラリーでは、いまだ手拭いをゲットできていませんが・・・。w
また、わたしの拙ないサイトをご覧いただきありがとうございます。のちほど、樋口さんあてにメールを入れさせていただきますね。
ただ、ちょっといま案件を抱えすぎ気味でアタマの整理もつきにくい状態でして^^;、どれぐらいお手伝いできるかどうかわかりませんが、ほかならぬ地元のことですので、微力ながらお役に立てれば幸いです。こちらこそ、よろしくお願いいたします。
ChinchikoPapa
nice!をありがとうございました。>SORIさん
ChinchikoPapa
sig
ChinchikoPapa
わたしもいまだ夢のようで、なかなか信じられません。w
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa
古田 宙
ChinchikoPapa
わたしが川遊びをしたときは、網をもった子どもたちが自由研究のテーマにするのでしょうか、盛んにメダカのような小魚とトンボのヤゴを捕まえていました。履き物は、スニーカーをもっていったのですが、その場でも貸してくれるようですね。ただ、たいした流れではないように見える神田川ですが、山手線鉄橋の下のほうへいくとかなりの水圧で、大人でも滑りやすい履き物だと危ないです。
神高橋の南詰めにある地域センターのロビーには、神田川で捕れたアユが水槽で泳いでいます。
ChinchikoPapa
ChinchikoPapa