下落合を舞台にしたドラマや映画はいくつもあるが、いちばん印象に残っている映画は、小津安二郎監督の『お茶漬の味』(1952年/昭和27)かもしれない。なぜ印象深いかというと、わたしが子供時代をすごした懐かしい大磯と、いま住んでいる下落合の双方が舞台として登場するからだ。
ドラマ『さよなら・今日は』(1974年/昭和49)Click!とは異なり、『お茶漬の味』には下落合の風景はほとんど登場しない。山手を象徴するような、巨木や森のカット、給水塔などが時おり挿入されたりするだけ。昭和20年代、米空軍のB17爆撃機(B29ではないところが珍しい)が並んでいる羽田空港や、銀座、日比谷、大磯、箱根などは実景が登場するのだが、なぜか肝心の下落合の街並みは出てこない。ほとんどがスタジオのセット撮影なのだ。
でも、舞台となる家のセットが、いかにも下落合界隈にありそうな、和洋折衷の山手住宅なのが面白い。物語は、東京・山手のお嬢さま(木暮実千代)と結婚した下町の男・・・と書きたいのだが、亭主は都外出身のざっかけない(気取らない)暮らしが染みついた男(佐分利信)とによるホームドラマ。妻の妙子は、佐伯祐三と同時期にパリですごした、当時流行の東郷青児の油絵がかかる、目白文化村をそこはかとなく連想させるシャンデリアの下がった洋間で暮らし、夫の茂吉(名前からして奥さんは気に入らないかも)は、まるで学生下宿のような簾の下がった、濡れ縁のある日本間で暮らしている。実際に下落合へ屋敷を建てたとき、書生部屋として設計された部屋なのかもしれない。もう、このシチュエーションだけで、ふたりの趣味から性格までが不一致であるのがわかる。要するに、いま風にいえば家庭内離婚をしている夫婦・・・と書いても差しつかえないだろう。
夫の世話は女中にまかせて、旅行に観劇にショッピングにと、妻は遊びまわっているのだ。ふたりの間に挟まって、いつも気の毒そうな顔で登場する、女中のヨネ(小園蓉子)の暗い表情がいい。最後のシーンで、台所に隣接した女中部屋から、ヨネの声高な寝言や高イビキが聞こえてくるのだが、普段から夫婦の板ばさみになり、ほとほと疲れてストレスがたまっているのだろう。映画では、そこまで細かくは描かれていないけれど・・・。
とにかく、妻の妙子は気位が高く、貧乏くさいことが大嫌いな、とびきり気の強い女なのだ。タバコの銘柄(朝日)にまでケチをつけて、もっと品のいいタバコを吸えなどと言ったりする。どうやら、大磯に別邸を持つほどの、おカネ持ちの家に育ったらしい。それに比べて、夫はしがないサラリーマンで小遣いも少なく、パチンコや競輪で時間をつぶすのが趣味のような、ちょっと情けない男。もともとは復員兵のようだから、平和な日常生活や戦後の時間に、死んだ戦友のことなどを思い出しつつ、どこか空しさや寂寥感をおぼえてしまうのかもしれない。いつも妻の剣幕に気圧されて、納得できないことでもなんとなく同意してしまい、ジッと嵐が通りすぎるのを待っている。
(←「辛くあたりすぎたかしら」と反省・・・してないな)
木暮実千代が演じる、「典型的」な東京・山手の女性。この「典型的」は、下町は深川育ちの小津安二郎から見た山手女性の「典型」であって、実際の山手女性が妙子像に普遍化できるかというと・・・、やっぱりできるのだ。(爆!) 同じ下町の性(しょう)のわたしから見ると、実際にはもう少し山手の独特な優しさや、細やかさがあるようにも思えるのだが、おしなべて大なり小なりこういう感じに映る。そして、理不尽なほど叱られるところがまたゾクゾクとして嬉しく、マゾヒスティツクな楽しみもあったりする。(文楽のガブ好みにも通じるのか) こういう女性を、どのようにうまく扱い、無事、着地点へと「誘導・マネージメント」していくかの手腕が、江戸東京で産まれた町場の男としての甲斐性であり生き甲斐だ・・・という感覚。
東京の甲斐性なしとは、稼ぎが少なく遊んでばかりいる男のことではない。亭主に稼ぎなんぞなくても、女房が気持ちのいい生活を送れてさえいれば、なんのかのとケンカはするかもしれないが家庭は円満・安泰でうまくいくのだ。おそらく日本でもっとも強力な江戸東京の女性(下町山手を問わず(^^;)を、どのように“治め”ていけるか、ひいては“家内”を平安に保てるかどうかが、男の甲斐性であり、その手腕にかかっているといえる。
下町育ちの男は、とても気が短い。だが、その気の短さは、わりと他人に対してのことが多い。自分の身内、特に連れ合いに対しては非常に辛抱強く、相手を立てて意外なほど“甘い”例が多いのだ。そう、どれほど食い物にうるさく、マズイものを食わせた見世とは必ずケンカをして「二度と来てやるもんか!」とタンカを切るような性格でも、こと「お茶漬」にだけはつい気を許してしまう食いしん坊に、どこか似ている。
小津監督が、あえて下町男ではなく、都外出身のひたすら我慢強い男を登場させたのは、女房をうまく“治め”きれないところで、山手女性の妙子(木暮実千代)に思う存分攻め込ませてみたかったんじゃなかろうか・・・そんな気さえするのだ。そこで、ハナからうまく“治め”られてしまっては、2時間近くのストーリーが持ちはしないだろう。
■写真:『お茶漬の味』の妙子の部屋。出演はほかに笠智衆、淡島千景、津島恵子、三宅邦子、鶴田浩二、柳永二郎、十朱久雄、望月優子、設楽幸嗣、北原三枝ほか。
この記事へのコメント
ChinchikoPapa
古田 宙
小津さんは野球がお好きだったようですね。『お茶漬けの味』では後楽園球場のシーンがありました。2リーグになる前の巨人阪神戦を女性連が観に行き、そのうちの一人の旦那が若い女と来てるのを見付けるといったシーンが。ゲームのシーンが短いのが野球ファンとしては残念なのですが、別当とか当時の選手がアナウンスされてました。
場内放送で木暮実千代「目白の・・・さん」と呼ばれるシーンあったように記憶してます。
後楽園での試合といえば、黒沢明監督作品『野良犬』での南海巨人戦は、たっぷり楽しめます。青田川上千葉そして先発投手は川崎といった往年のスターが観られます。南海の選手のほうはいまいちわからないのが残念・・・
ChinchikoPapa
ナイターのシーンは印象に残っています。小津作品には、競技シーンがよく登場しますね。『お茶漬けの味』にはもうひとつ、いつ終わるのかとため息のでた延々とつづく競輪シーンもありました。場内放送の「目白の…」というのと、家から電報を打つときに下落合の目白通り沿いにあった電話局、「落合長崎局」を呼び出しているのとが印象に残っています。
あと、芝居とか能の舞台でも、いつ終わるかと思うほどの長~いシーンがつづきました。あれは、『麦秋』と『秋日和』だったでしょうか。
『野良犬』は観てますが、後楽園の試合シーンはあまり憶えてないですね。黒沢監督の場合は、次の展開が気になって挿入された状況や環境の映像を、あまり念入りに観察していない…ということもあるのかもしれません。w
古田
『野良犬』ですが、満員の後楽園球場で拳銃を持っている容疑者を場内アナウンスで呼び出して逮捕、というスリリングなシーンで、うまくスタジアムを使っていると感心しました。
あの時代プロ野球より学生野球の方が人気があったのでしたが、画面では大入りでした。
ChinchikoPapa
ということは、『野良犬』の重要なシーンを忘れていた…ということになりそうですね。(汗) 再び観る機会があれば、注意してみたいと思います。この映画は、なんだかこちらまでが汗をかきそうな、真夏のうだるようなイメージと、三船敏郎と木村功がハーハー息を切らせているシーンがやたら目に浮かびます。
サンフランシスコ人
知りませんでした....
ChinchikoPapa
現在でも、ときどきドラマのロケが行われているようですので、細かく探せばわたしが把握している以上に、もっと作品があるのかもしれません。
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
下落合が原宿のように、派手な街になってしまうとちょっと困りますので、ほどよく目立たないところがいいのかもしれません。わたしの高校時代、原宿は静かで閑静な住宅街だったのですが…。
サンフランシスコ人
http://www.middlebury.edu/academics/catalog/coursecatalog
サンフランシスコ人
FMMC 0252 Authorship and Cinema (Fall 2016)でYasujiro Ozu (Japan)が出ます..
ChinchikoPapa
海外では、相変わらず小津監督の人気が高いようですね。日本のいまの若い子たちは、よほど日本映画に興味のある学生でない限り、おそらく小津作品は1作も観たことがないんじゃないかと思います。
小津安二郎が描く1950年代の日本の家庭生活と、現代のそれとがあまりにかけ離れているため、“自分の世界”のこととしてリアルに感じられないせいでしょうか。
サンフランシスコ人
この高校では 黒澤作品の「七人の侍」を取り上げるみたいですね....
https://anhs-capousd-ca.schoolloop.com/cms/page_view?d=x&piid=&vpid=1364639672004
Film Examples: On the Waterfront, Seven Samurai, The Treasure of the Sierra Madre, The Bridge Over the River Kwai.
ChinchikoPapa
ちょうど、URLのリンク先にある「シネマ研究」のように、映画の創生期から現代まで、映画の歴史をたどる「映画博物館」ブログを開設されている、sigさんという方がおられます。
http://moviechronicle.blog.so-net.ne.jp/
黒澤映画をはじめ、日本映画についてはあまり触れられていませんが、映画史(映画技術史)がわかりやすく解説されています。
サンフランシスコ人
アメリカの大学院では、もっと詳しく勉強します....
ChinchikoPapa
大学院レベルの勉強となると、映画の技術史ばかりでなく、その表現や思想などの歴史についても詳しく学ぶのでしょうね。
サンフランシスコ人
http://www.bampfa.berkeley.edu/program/contemplative-cinema-ozus-late-films
Contemplative Cinema: Ozu's Late Films
September 1–October 30, 2016
サンフランシスコの金融街からバークレーの駅まで地下鉄で約20分....
ChinchikoPapa
小津映画の代表作が、目白押しに並んでいますね。この中では、「秋日和」と「麦秋」がいちばん好きなタイトルでしょうか。落合地域も登場する、この記事の「お茶漬けの味」は残念ながら上映されないようですね。
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
1950年前後の、この地域が舞台になっている作品なのですが、ちょっと残念ですね。w
サンフランシスコ人
http://bampfa.org/event/early-summer-2018
ChinchikoPapa
日本では「小津ブーム」が一段落したのか、あまり上映もされなくなりました。鎌倉つながりでいいますと、成瀬巳喜男の作品に「山の音」がありましたね。
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
小津安二郎は、そんなに顕彰されているのですね。確かに小津は深川萬年町の出身ですが、江戸東京の深川地域に限れば、日本では「地元100人」の中には入るかもしれません。
サンフランシスコ人
http://miscellanynews.org/2018/12/05/humor/hoping-to-alleviate-stress-student-divulges-answer-to-all-finals/
"....guess what you love film and Yasujiro Ozu’s movies are super interesting and insightful without sacrificing brevity."
ChinchikoPapa
なるほど、大学などでも小津映画は「超人気」なのですね。ただ、70年前の家庭や家族を描いた作品ですので、わたしの子どものころならその環境や雰囲気、人間の関係性はほのかに残っていて伝わると思いますが、現状の日本社会とは乖離しすぎていますので、若い子たちは理解できないのではないかと思います。
サンフランシスコ人
基本的に、米国人は日本の70年前と7年前の区別がつかない...
「若い子たちは理解できないのではない..」
秀才名門校....."The overall acceptance rate for Vassar College was reported as 23.8% in Fall 2013"
ChinchikoPapa
>基本的に、米国人は日本の70年前と7年前の区別がつかない...
そこが、他の国々との大きなちがいかもしれませんね。アジアやヨーロッパ(特に西ヨーロッパ)から日本を訪れるお客さんは、けっこう日本の最新事情や流行スポット(おそらくアニメやドラマの影響)に詳しいケースが多いですが、米国からのお客さんは「昔の日本」の面影が感じられる場所を、団体でまわる光景が多いような気がします。
サンフランシスコ人
アメリカの大学で『お茶漬けの味』&お茶漬けの行事を開催するように、下落合商店街は努力するべきです..
ChinchikoPapa
『お茶漬けの味』は、それほど下落合という地域が大きくクローズアップされているわけではありませんので、商業的な観点からいいますとほとんどメリットがないと思います。また、最近はYouTubeなどでいつでも簡単に観ることができますので、上映機会も減っているのでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=XaWnZPKw0QQ
サンフランシスコ人
アメリカの大学に、2020年東京オリンピックの参加者が沢山いるので、下落合の観光に行くと思います...
サンフランシスコ人
http://bampfa.org/event/flavor-green-tea-over-rice
Thursday, Mar 28, 2019
7 PM (115 mins)
BAMPFA
3/28 サンフランシスコの近くで上映!
ChinchikoPapa
小津作品は著作権が切れたせいか、『お茶漬の味』はYouTubeでも「上映」されていますね。ただ、PCの画面で観ても、あまり感興がわきませんが……。
https://www.youtube.com/watch?v=XaWnZPKw0QQ
サンフランシスコ人
仰天...下落合が米国の雑誌にクローズアップされていた...
http://nymag.com/travel/2015/winter/winter-travel-2015-tokyo/
"Soup (B1, 3-9-10 Shimo-Ochiai), in the basement of an old Japanese public bath, is also weird and interesting."
ChinchikoPapa
なんだか、ちょっと勘違いしてそうな記事の雰囲気を感じますが、こんな住宅街の真ん中に銭湯があったことは過去に一度もないですね。しかも、クラブでもライブハウスでも、イベントスペースでもない1種住専のこんなエリアで、かなり派手で賑やかめなパーティを開けば、新宿区の騒音防止条例違反で周囲の住民から即座に警察へ通報されてしまいますよ。w それとも、静かなパーティーだったものでしょうか。
きょうは神田川沿いのサクラが満開で、ロシアや中国からのお客さんがたくさん来ていました。
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
無名のままでいいと思います。w 現在、日本の人口の3割に当たる数の観光客が年間に押し寄せているそうですが、下落合の街中まで押しかけてきたら(目白駅や高田馬場周辺の有名店には、観光サイトによる紹介があるのか集まり始めているようです)、騒々しくてたまりません。
サンフランシスコ人
http://www.is.emb-japan.go.jp/itpr_ja/culture20190328.html
http://bioparadis.is/kvikmyndir/the-flavor-of-green-tea-over-rice-ochazuke-no-aji/
ChinchikoPapa
アイスランドは、その特徴ある自然から映画のロケ地としても有名ですね。映画イベントをきっかけに、アイスランドの人々も日本へ観光にきてくれると嬉しいですが、小津映画の世界がもはやどこにも存在しないのにガッカリされるでしょうか。
サンフランシスコ人
4/1 デューク大学 (アメリカ合衆国のノースカロライナ州)で上映した..
http://religiousstudies.duke.edu/events/screensociety-flavor-green-tea-over-rice-1952-yasujirô-ozu-new-restoration
http://asianpacific.duke.edu/events/screensociety-flavor-green-tea-over-rice-1952-yasujirô-ozu-new-restoration
ChinchikoPapa
「茶漬けを食う間柄」というのは、江戸芝居からきている「とても親しくなった間柄」=気の置けない身近な人間関係という意味合いですが、そのあたりのニュアンスが米国人にもわかると嬉しいですね。
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
日本茶は、その風味から好みが分かれそうなので、ヨーロッパほどには米国で受けないかもしれないですね。また、茶葉を採取した季節や加工によっても香りが異なりますので、そのあたりの知識がないと普及が難しいのかもしれません。
サンフランシスコ人
http://studentaffairs.duke.edu/beyu-blue-ruby
日本茶は皆無です.....
ChinchikoPapa
最近、街で日本茶をまとめ買いしていくヨーロッパの観光客がいますが、日本酒と日本茶は人気のようです。どこの国かは忘れましたが、日本茶の専門喫茶店もできているようですね。
サンフランシスコ人
サンフランシスコ...
http://www.japaneseteagardensf.com/tea-house
サンフランシスコ人
http://dining.ncsu.edu/location/one-earth/
http://campusenterprises.ncsu.edu/2014/03/13/one-earth-world-cuisine-now-open-at-nc-states-talley-student-union/
ChinchikoPapa
サンフランシスコにも、日本茶の喫茶店があるのですね。和菓子屋さんが出しているお店でしょうか。
サンフランシスコ人
http://www.benkyodocompany.com/
サンフランシスコの日本町で、1906年から営業....
ChinchikoPapa
米国にも、菓子の老舗があったんですね。
サンフランシスコ人
http://www.melbournecinematheque.org/wp-content/uploads/2019/01/cteq-2019-calendar.pdf
ChinchikoPapa
ちょっと退屈な『おはよう』と、結末が暗い『東京暮色』も上映されるんですね。この時代の映画、いまの若い子はまったく知らないでしょう。
サンフランシスコ人
メルボルン・ シネマテーク=知られていない映画をメルボルンに紹介する組織....
「いまの若い子はまったく知らないでしょう...」
多数の国では、小津安二郎監督をまったく知らない...
「5/22『お茶漬の味』をメルボルンで上映........」
http://www.melbournecinematheque.org/category/present-year/time-and-tide-yasujiro-ozu/
小津祭の最終上映作品....
ChinchikoPapa
いまの日本の若い子たちは、戦前戦後の映画(文化)に興味を失って久しいですね。わたしの子どものころは、欧米各国の洋画が全盛でしたけれど、いまは邦画が再び盛り返し洋画を圧倒しています。わたしも、映画館へ出かけるときはほとんど邦画ですね。ただ、邦画の隆盛時代といっても、リバイバルの作品上映はほとんどなく、新作ばかりが盛況ですが……。
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
そういえば、国立映画アーカイブ(旧・東京国立近代美術館フィルムセンター)では、定期的に戦前の映画上映をしています。わたしは、一度しか出かけたことがありませんが……。
サンフランシスコ人
http://drafthouse.com/denver/show/denver-silent-film-festival-2019-dragnet-girl
Denver Silent Film Festival 2019: DRAGNET GIRL
1933 | 100 min | NR
ChinchikoPapa
小津作品が、米国各地で上映されているのに驚きますが、『非常線の女』は“国籍不明”度が高い作品ですね。どこが今日的にうけるのか、ちょっと不思議です。
サンフランシスコ人
味噌汁を何度も温めるみたいな作品ばかり......
「小津作品が、米国各地で上映されているのに驚きますが........」
驚きません....
ChinchikoPapa
いや、日本側から見ると少し驚きますよ。日本の映画作品が大きく注目・評価されはじめたのは、ヨーロッパのヌーベルバーグをはじめとする新しい映画の潮流とほぼ機を一にしますから、日本映画への伝統的な興味や趣味はヨーロッパ各国が中心……というイメージです。これは現代でも変わらず、日本の作品はドラマやアニメに限らず、常にヨーロッパの映画ファンから(最近はアジア各国からも)注目されている……という感覚なんですよ。
サンフランシスコ人
http://www.silentfilm.org/archive/jujiro-crossways-1928
サンフランシスコ人
http://cornellsun.com/2019/04/14/dragnet-girl-runs-at-cornell-cinema-with-coupler/
"The plot and structure of Ozu’s work are perhaps the most unique aspects of the film for an American viewer. The director crafts a story of realistic simplicity on a humble scale, with only four important characters and few action sequences. Instead, the complexity can be found through carefully crafted character interactions and development, told through the silence of nuanced facial expressions and detailed set design."
コーネル大学の新聞は『非常線の女』を絶賛......
ChinchikoPapa
わたしの感覚ですと、米国では「古き良き時代」の日本映画(小津作品もそうですが)にファンが多いように感じます。もはや監督や俳優たちも亡くなり、消えてしまった日本の情景や物語ですね。
ところがヨーロッパですと、「古き良き時代」から「今」の作品まで、まんべんなく観ている……という感じがします。だから、映画の話をうかがっても、あまりそこに時代差や世代差を感じません。戦後すぐのころから現代まで、日本映画の受賞歴が多いのも、圧倒的にヨーロッパ各国(ロシア含む)ですよね。
事実、配給会社のマーケティングは、ヨーロッパやアジア各国をメインターゲットにしているようです。これが多種多様なアニメになりますと、もうヨーロッパやアジアを問わず、ほとんどリアルタイムで上映されますから、そこにタイムラグは感じなくなりますね。
サンフランシスコ人
http://tsl.news/scene-one-hot-take-one-filmstruck-is-dead-long-live-the-criterion-channel/
April 25, 2019 7:50 pm
Yasujirō Ozu is your favorite director’s favorite director, and his masterpiece “Tokyo Story” is a must-watch for any fan of cinema.
ChinchikoPapa
小津作品のファンであれば、『東京物語』は必見なんですね。わたしはどちらかといいますと、『秋刀魚の味』やこの記事の『お茶漬の味』に、東京の深川育ちらしいざっかけない生活感から、小津らしさを感じて好きです。
サンフランシスコ人
http://www.rogerebert.com/interviews/saluting-a-master-of-the-cinema-yasujiro-ozu
映画評論家のロジャー・イーバートのファンであれば、小津作品は必見なんです....
サンフランシスコ人
http://www.readingeagle.com/life/article/tony-lucias-tv-and-art-films-through-may-4
Monday for his silent “Passing Fancy” (1933; 12:30 a.m.) and his final film, “An Autumn Afternoon” (1962; 2:15 a.m.). 4:15 a.m. Monday on Turner Classic Movies.
ChinchikoPapa
小津映画は、日本でもたまにBSやCSで放映されることがありますが(さすがに地上波ではなくなりましたが)、米国ではめずらしいのですね。
サンフランシスコ人
http://filmstreams.org/films/the-flavor-of-green-tea-over-rice
The Flavor of Green Tea Over Rice
Dir. Yasujiro Ozu Japan 135 min
1952 Janus Films
ChinchikoPapa
おそらく、『お茶漬の味』を観て「日本」をイメージした米国人が、実際に日本へ観光に訪れたりすると、その乖離の大きさに呆然とするのかもしれません。それは日本も同じで、お年寄りの中には米国というと、もはやどこにも存在しない「西部劇」のようなイメージを浮かべるのと、どこかで重なるのでしょうか。
サンフランシスコ人
http://www.bizjournals.com/cincinnati/news/2019/05/07/five-things-greatest-movie-ever.html
"But I never heard of a couple, including No. 1 ranked "Tokyo Story" (1953), directed by Yasujiro Ozu.
Bill Cieslewicz (Managing editor, Cincinnati Business Courier) は、『東京物語』をまったく知らない.......
ChinchikoPapa
『東京物語』は、東京へ出ていってしまった子どもたちを訪ね、故郷の広島・尾道から両親がやってきて、離れてしまった親と子(の心)のすれ違いをめぐる物語ですので、わたし自身も他の小津作品(たとえば『お茶漬の味』や『秋日和』など)に比べて、いまひとつピンとこない作品なのです。
わたしの家は、この街で1600年代の初めから400年来つづいていますので、『東京物語』全体のシチュエーションをはじめ、登場する人物たちの故郷や両親に対する心情あるいは“想い”、姿勢、認識、双方の位置づけなどが、すとんとリアルに腑に落ちて理解できず、すなおに共感できないせいなのかもしれません。昭和の初めあたりから、故郷を出て東京へ学びに、あるいは働きにきている方たちには(映画に登場している成長して働いている子供たちの世代ですね)、ピンとくる映画なのかもしれませんが…。
それよりも、ビルさん風にいえばコッポラの『ゴッドファザー』やウェルズの『市民ケーン』などのほうが、映画作品として面白く感じますね。
サンフランシスコ人
スペインで小津映画祭開催中....
http://www.esjapon.com/ciclo-de-cine-yasujiro-ozu-pamplona-31587
「いまひとつピンとこない作品なのです...」
『東京物語』は無しです.....
ChinchikoPapa
スペインの映画祭のほうは、親父が観たら喜びそうなラインナップですね。w
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
「東京化」ではなくて、「東京地方へやって来た方々が形成し身につけている、どこか疎外感とその裏返しとしての装い感をともなう“東京化”」であって、いまや250~300万人ほどはいる地付きの江戸東京人とは、地域に対するかなり異なるアイデンティティであり、生活観(生活感覚)だと思いますよ。
こんな記事を書いたことがありました。
https://chinchiko.blog.so-net.ne.jp/2013-12-03
サンフランシスコ人
http://mkefilm.org/oriental-theatre/events/dragnet-girl-with-live-score-by-coupler
"Dragnet Girl is a bravura work from Yasujiro Ozu."
サンフランシスコ人
「小津安二郎は、そんなに顕彰されているのですね....」
http://www.insidejapantours.com/blog/2019/05/10/a-writers-love-affair-with-japan/
"Japanese cinema has influenced my writing as well. I particularly admire the domestic dramas made in the 1950s by Yasujiro Ozu. His films are poignant, poetic, and deceptively simple, and I love the elemental humanity of his work. He evokes a strong sense of the melancholy in everyday life, and the films all unfold at a contemplative, considered pace."
ChinchikoPapa
小津映画が、映像的あるいは視覚的、画角的にではなく、「writing」に影響を与えた……というのは、めずらしいケースですね。文脈を構成する際の、"場面"描写に「詩的」な影響を受けたということでしょうか。
サンフランシスコ人
http://www.amazon.com/Separated-Sea-Amanda-Huggins/dp/1999747267
著書...
サンフランシスコ人
http://bhamnow.com/bhamn-event/may-book-film-club-yasujiro-ozu-film-screening/
5/29 アメリカのアラバマ州のバーミングハム市で上映....
May Book + Film Club: Yasujiro Ozu – Film Screening
May 29, 2019 @ 7:00 pm - 9:00 pm $30
ChinchikoPapa
演劇の戯曲家や映画のシナリオライターなら、映像・画像作品からさまざまなインスピレーションが得られそうですが、純粋なテキストの世界で観念・空想上のストーリーや文章を組み立て表現する作家だとすれば、めずらしいと思いますよ。
こういうサイトをやってますと、イメージ(映像・画像)で情景や構成を組み立てるのに慣れた、というかそれが仕事の美術関連の方々と、テキストでそれらを組み立てるコトバ頭のわたしとは、思考の構造が根本的にまったくちがう……ということを痛感します。
サンフランシスコ人
小説を執筆するのに、小津安二郎の映画が役に立ったという意味です....
「スペインで小津映画祭開催中.........」
昔のスペイン人の気質による一種の表現主義的な描画と小津安二郎の映画に共通点があると私は思います....
ChinchikoPapa
実は昨年、わたしは頼まれてシナリオライティングの仕事をしたのですが、それが映像化されたのを見て、つくづくイメージ認識の思考回路とテキスト認識の思考回路とでは、表現される(イメージされ構成される)成果物がまったく異なるのだな……と痛感しました。
哲学の世界でもテーマにのぼりますが、思考の端緒が言語認識とパターン認識とでは、まったく別の世界を現出するものだと感じたしだいです。
サンフランシスコ人
http://en.thau-mediterranee.com/cine-patrimoine-le-gout-du-sake-de-yasujiro-ozu.html
観光局作成のウェブサイト???
ChinchikoPapa
岩下志麻はいいですね! 東京の(城)下町女性の、スタンダードな雰囲気をプライベートでも漂わせています。
サンフランシスコ人
http://musicboxtheatre.com/films/dragnet-girl
http://www.chicagotribune.com/entertainment/movies/ct-mov-dragnet-coupler-0515-story.html
Ozu's 1933 'Dragnet Girl' screens tonight only at Music Box Theatre
Chicago Tribune
The movie comes from Ozu’s late silent period, worlds away from the humanist delicacy and precision of “Tokyo Story” and the like. At the same time, the archetypes in “Dragnet Girl” are bracingly complicated, even when the narrative isn’t, with nicely packed frames full of movie-fed American dream fragments: a Wallace Beery poster for “The Champ” here, a “Scarface” nod there. Ozu plants one foot in Japan and the other in gangland Hollywood.
サンフランシスコ人
http://www.chicagotribune.com/news/ct-xpm-2005-01-21-0501210381-story.html
-`The Flavor of Green Tea Over Rice' (`Ochazuke no Aji') (star)(star)(star)1/2 (Japanese; Ozu, 1952). Perhaps Ozu's most evocative title graces another sharp yet humane study of marital strife, with Shin Saburi and Michiyo Kogure. 5:15 p.m. Sat., 6 p.m. Wed.
サンフランシスコ人
http://www.prekindle.com/festivalfeature/id/97934110510630234;jsessionid=FB05DC889EA22F2D365E6E170BE2D035?0
Texas Theatre
Saturday
6/8
10:00pm
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://filmpulse.net/criterion-announces-august-2019-titles/
ブルーレイ・DVD盤.....
ChinchikoPapa
翻訳とスーパーインポーズのコストでしょうか、けっこう高いですね。『お茶漬の味』を含む、小津監督の代表作9作品を網羅した全集が、日本だと著作権切れのため2,000円以下で購入できます。
サンフランシスコ人
http://tickets.ifccenter.com/websales/pages/TicketSearchCriteria.aspx?evtinfo=209824~8722a542-64c1-4c0b-af02-c3e8a239d769
Late Spring
IFC Center
Friday, May 24, 2019 11:00 AM
サンフランシスコ人
http://www.sfgate.com/travel/article/Tokyo-More-SFO-United-Alaska-13853937.php
Routes: Easier Tokyo, More SFO, United, Alaska, Delta + more
This week's most important airline routes news
Chris McGinnis Updated 4:10 am PDT, Saturday, May 18, 2019
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定.....
ChinchikoPapa
激増する日本への観光で、圧倒的に増えているのがヨーロッパ(特にフランスとドイツ、イギリス、ロシアです)と、アジア各国からのお客様です。おそらく、日本映画やアニメなどをリアルタイムで鑑賞し、現代日本に関する各種ドキュメンタリーを見た人たちが押し寄せているんでしょうね。映画のロケ地めぐりや、アニメの舞台となった地域散歩などの「聖地めぐり」も、ヨーロッパやアジア各国を問わず盛んです。
また、日本で新たにオープンする商業施設や飲食店、画材・文具専門店(特にヨーロッパで人気のようです)、盆栽市場、ネコ喫茶、フクロウ喫茶などをねらって、ヨーロッパやアジアからの非常に趣味的な団体ツアーもあるようですね。
米国からの観光客は、残念ながらあまり増えておらず横ばいですね。年間200万人ほどで、訪日観光客全体の7%前後だと思います。おそらく、米国からの観光客はツアー企画の種類なども限られていて、昔ながらの「浅草」「京都」「奈良」そしてどこかの温泉……的な、あまり面白くない「昔の日本」めぐりが多そうです。羽田への増便で、もう少し増えてくれると嬉しいですね。
サンフランシスコ人
http://mubi.com/bn/films/an-autumn-afternoon
やっぱり小津安二郎はすごいぞ!
ChinchikoPapa
若いころの岩下志麻の写真を見ると、なんとなくドキドキしますね。彼女は日本橋の隣りの京橋生まれですが、なんとなく(城)下町娘のスタンダードを見ているようです。
サンフランシスコ人
http://www.omaha.com/calendar/film-streams-dragnet-girl-with-live-score-by-coupler/event_f470bab0-62dc-11e9-a8f4-308d99b27af4.html
"cool performances and visual inventiveness"
すごく格好いい演技....誇示する画面は独創性の撮影技術....
サンフランシスコ人
http://www.ohio.com/akron/entertainment/the-heldenfiles-cinematheque-director-lists-his-top-10-movies
『晩春』は、John Ewing (director of the Cleveland Institute of Art Cinematheque)のベスト・テン......
ChinchikoPapa
先週、家の中を整理していたら、小津安二郎が鎌倉でロケをしていたころとあまり風情が変わらない、わたしの子ども時代の鎌倉写真が大量に貼られたアルバム類を見つけました。近々、ご紹介したいと思っています。
サンフランシスコ人
http://www.nwfs.in
NEW WAVE FILM SCHOOL | 17/627, Puthiyara Road, Kozhikode, Kerala, India
インドの映画大学 (?)のホームページ....小津安二郎が第一面を飾る.....
サンフランシスコ人
http://www.tasteofcinema.com/2014/10-essential-yasujiro-ozu-films-you-need-to-watch/
"This may not be one of Ozu’s most revered works, but it is certainly one of his most visually stunning films."
なるほど.....
ChinchikoPapa
インド映画の潮流が、大きな曲がり角を迎えているようですね。先月のニュースでは、ドラマ的なリアリティと歌劇的な「ダンス」は本質的に両立しない……という、古くて新しいテーマが本格的に議論されているようで、インドの「ヌーベルバーグ」時代となりそうです。
サンフランシスコ人
http://www.guggenheim-bilbao.eus/actividades/ciclo-de-cine-tardes-de-cine-alla-morandi
5/25 小津安二郎監督の『晩春』.....スペインで上映..
25 de mayo
16.30 h Primavera tardía. Yasujiro Ozu, 1949 – Dur. 108 min. Bluray. A&P New Films. VOSE
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.straight.com/movies/1249221/last-french-master-claire-denis-retrospective-kicks-summer-cinematheque
The film, which is modelled partly on Yasujiro Ozu’s Late Spring, began with an idea she’d been thinking about for a long time before making it.
(省略)
“When I first saw Ozu’s picture,” she said, gesturing toward a photo of him, with all those same characteristics, “I had a feeling that perhaps he could be...” She trails off, and resumes talking about the film.
“There was nothing foreign about it.”
ChinchikoPapa
カナダのバンクーバーは寒そうですね。こちらは、連日25℃前後の日々です。
サンフランシスコ人
http://www.manchesterfilmweekender.org.uk/films/tokyo-story
9/8 イギリスで上映..
Tokyo Story
Sunday 8th September 3:00pm
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.lacma.org/event/autumn-afternoon
ChinchikoPapa
岩下志麻は、わたしの故郷の隣り街生まれですが、なんとなく下町女性の典型を見るようです。次回は、彼女が主演したドラマの近代建築について書く予定です。
サンフランシスコ人
http://itpworld.wordpress.com/tag/shochiku/
"An Autumn Afternoon is a joy to watch, partly because everything functions so smoothly and the combination of camera, production design, performance and sound/music appears to be achieved effortlessly."
サンフランシスコ人
http://bampfa.org/event/harakiri
ChinchikoPapa
『秋刀魚の味』の女優陣はいいですね。岩下志麻に加え、岡田茉利子も好きな女優です。彼女は、どちらかというと気の強い乃手女性が似合いますが。
サンフランシスコ人
2018年に、小津作品をクリーブランド美術館で上映した....
http://www.clevelandart.org/events/films/yasujiro-ozu-noriko-trilogy
「『秋刀魚の味』の女優陣はいいですね........」
『秋刀魚の味』をクリーブランド美術館で上映したことがないと思う....
サンフランシスコ人
http://www.chattanoogan.com/2018/4/25/367585/Mother-s-Day-Screening-Of-Ozu-s-Late.aspx
2018年『晩春』をテネシー州チャタヌーガ市で上映したみたいです....
In honor of Mother's Day, Heritage House presents Yasujiro Ozu's "Late Spring" as part of its International Film Series on Monday, May 13 from 6-8 p.m.
http://www.chattanooga.gov/youthandfamily/recreation/senior-and-cultural-facilities/heritage-house
上映した建物...米国南部の雰囲気満点....
ChinchikoPapa
古い映画だけでなく、ヨーロッパやアジア諸国のようにぜひ現代の日本映画も、各地で上映されるといいですね。
サンフランシスコ人
http://www.northwaleschronicle.co.uk/news/17698583.marvel-at-the-works-of-yasujiro-ozu-and-hirokazu-kore-eda-in-bangor-with-pontios-tokyo-tales-season/
6/19 ウェールズのバンガー市で上映.....
"Ozu's utterly singular talent with An Autumn Afternoon on Wednesday 19 at 5.30pm...."
サンフランシスコ人
http://sacjapanesefilmfestival.net/festival_schedule.html
サクラメント(カリフォルニア州都)で上映.....
ChinchikoPapa
ここ2~3年の映画作品の何作かは、米国でも上映されているのですね。
サンフランシスコ人
http://www.jffsf.org/2018/films-tickets-2018/
サンフランシスコ人
http://datebook.sfchronicle.com/movies-tv/something-old-and-something-new-at-4-stars-asian-masters-series
• “The Flavor of Green Tea Over Rice” is unjustly underrated in Ozu’s oeuvre. While “Tokyo Story” and “Late Spring” are better-known masterpieces of Ozu’s exploration of the uneasy transition from traditional family values to modern Japan mores, “The Flavor of Green Tea Over Rice” is among his most feminist, considering the era.
ChinchikoPapa
いろいろな情報を、いつもありがとうございます。最近、芸術を含むさまざまな日本の創造物は、相手国のマーケットを前提にヨーロッパやアジアを向いていますので(ほぼ訪日観光客数のプライオリティです)、映画には多少のタイムラグがあるようですが米国でも上映されているのに少し驚きました。
サンフランシスコ人
http://fsi.stanford.edu/events/kinuyo_tanaka_film_series_dragnet_girl_1933
『非常線の女』........2005年にスタンフォード大で上映したみたいです....
Kinuyo Tanaka Film Series: Dragnet Girl (1933)
Date and Time
January 12, 2005 7:30 PM - 12:00 AM
ChinchikoPapa
小津作品は、戦前戦中の「非常線の女」「大学は出たけれど」「一人息子」「父ありき」「戸田家の兄妹」などは観たことがありますが、「エロ神の怨霊」「肉体美」「カボチャ」「女房紛失」などタイトルにぐっと惹かれる作品は観たことがないです。フィルムが散逸して、見つからないのかもしれませんが…。
サンフランシスコ人
http://hollywoodtheatre.org/events/the-flavor-of-green-tea-over-rice/
http://do503.com/events/2019/2/28/the-flavor-of-green-tea-over-rice
ChinchikoPapa
『お茶漬の味』で羽田空港のシーンが挿入され、滑走路の脇にB17を改良した輸送機とみられる機体が映りますが、米国人はそれで時代を実感するのかもしれないですね。
サンフランシスコ人
http://scholarcommons.sc.edu/cgi/viewcontent.cgi?referer=&httpsredir=1&article=1014&context=gamecock_2007_mar
2007年 サウスカロライナ大学で上映したみたいです....
The Classic Japanese Films from Classic Directors lecture and screening series finished up last weekend and included such fi lms as Akira Kurosawa’s “Yojimbo,” Yasujiro Ozu’s “Tokyo Story” and Juzo Itami’s “The Funeral.”
ChinchikoPapa
同一のコメントが重複しておりましたので、ひとつ削除いたしました。ご了承ください。
サンフランシスコ人
http://www.japansociety.org/page/programs/film/japan-cuts-2019
"The largest festival of contemporary Japanese cinema in North America returns for its 13th annual edition! Premiering 26 features and 16 shorts across 10 days, JAPAN CUTS 2019 offers access to the best new films from Japan never-before-seen in NYC."
ChinchikoPapa
「各地で上映」と書きましたのは、日本映画特集や各種イベントでの特別上映ではなく、ヨーロッパやアジア各国のように街中の常設館で日々、ふつうに上映されるようになると素晴らしいですね……という意味でした。ヨーロッパやアジアからの爆発的な観光客増加は、恒常的な日本の映画やTVコンテンツの上映・放送による影響が、非常に大きいと思います。
サンフランシスコ人
2003年に小津映画祭をデトロイトで開催したみたい.....
Ozu at 100: A Celebration plays this weekend exclusively at the Detroit Film Theatre. Tokyo Story shows Friday, Dec. 12; An Autumn Afternoon, Saturday, Dec. 13; Late Spring, Sunday, Dec. 14; and I Was Born, But ..., Monday Dec. 15. The Detroit Film Theatre is inside the DIA (5200 Woodward Ave., Detroit). Call 313-833-3237.
ChinchikoPapa
『晩春』や『東京物語』も上映されたみたいですね。
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
主要作品ぜんぶですね、著作権が満了したので上映機会が増えているということもあるのでしょうか。
サンフランシスコ人
http://www.webpages.uidaho.edu/~sflores/222Sp16.html
English 222.01 History of World Cinema II (3 crs)
Late Spring, dir. by Yasujiro Ozu
アイダホ大学の授業.....
ChinchikoPapa
『晩春』は北鎌倉が舞台ですが、同駅や台山あたりの情景がなつかしいですね。この映画から15年ほどたった、北鎌倉の写真が出てきましたので今度ご紹介しますが、小津映画の情景とあまり変わっていません。
サンフランシスコ人
http://thecharles.com/movie/late-spring/
Late Spring
Saturday, Monday and Thursday
SATURDAY, JUNE 9 11:30 AM;
MONDAY, JUNE 11 7 PM;
THURSDAY, JUNE 14 9 PM.
サンフランシスコ人
2018年(?)アメリカの(メリーランド州)ボルチモア市で上映した...
http://thecharles.com/movie/tokyo-story/
Tokyo Story
Early Start Saturday
SATURDAY, AUGUST 18 11:00 AM (EARLY!);
MONDAY, AUGUST 20 7 PM;
THURSDAY, AUGUST 23 9 PM.
(Also playing on June 30 at 11:30 AM)
サンフランシスコ人
http://www.youtube.com/watch?time_continue=370&v=RXl9evGLbjc
小津安二郎監督の想い出•••設楽幸嗣
サンフランシスコ人
http://www.youtube.com/watch?v=RXl9evGLbjc
サンフランシスコ人は、『お茶漬の味』のどこに設楽幸嗣が出たのか記憶がないです....
ChinchikoPapa
鎌倉を歩く番組、面白そうですね。あとで見てみます。
ChinchikoPapa
設楽幸嗣は大磯のシーンで、三宅邦子の息子役として登場していませんでしたっけ。大磯の別荘のような日本家屋で、室内を走りまわっている子どもです。このあと『お早よう』では、かなり長く出演してましたね。
サンフランシスコ人
そうでした....木暮実千代と佐分利信の息子役かなと大勘違いしました....
サンフランシスコ人
https://www.youtube.com/watch?v=fk7vrFORTUc
Ohayo Remake
メキシコ人(?) の『お早よう』のリメイク?
ChinchikoPapa
(笑)メキシコ版「お早よう」は、爆笑もんですね。わざわざ日本間のセットを作って、撮影したものでしょうか。ただ子どものひとりが、やたら大きいのが気になりますが。w
サンフランシスコ人
http://cosasdebaradeldia.blogspot.com/search/label/Yasujiro%20Ozu
スペインのウェブサイトによると、『非常線の女』の舞台になった場所は横浜...
ChinchikoPapa
小津監督は神奈川県の海辺が好きだったらしく、横浜(東京湾)も含め映画のシーンでも頻繁に登場しますね。脚本を執筆する定宿も茅ヶ崎だったといいますから、相模湾の風景を眺めながら次作の構想を練っていたのかもしれません。
サンフランシスコ人
http://www.jas-socal.org/event-3383151
NOVEMBER 1-3, 2019NOVEMBER 1-3, 2019
ハリウッドで最新日本映画祭!
ChinchikoPapa
「ジャパン・カッツ」は、米国最大の日本映画フェスティバルなんですね。知りませんでした。
サンフランシスコ人
http://www.youtube.com/watch?v=Wq0XhT1SRho
小津安二郎監督の指導力?
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
昔、岡田茉莉子出演の『タンポポ』を(カリフォルニア外の、美術館外の、大学外の、映画祭外の非営利法人ではない)映画館内で見ました...
ChinchikoPapa
あの映画の、パスタを食べる岡田茉利子は傑作でしたね。わたしは、松本清張原作の『黒の奔流』の不気味な演技が、強く印象に残っています。
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
80年代らしく、ソバージュヘアの岡田茉利子が懐かしいです。彼女と岩下志麻ともにご健在かつ現役で、ときどきTVで見かけるのが嬉しいですね。
サンフランシスコ人
フランスで小津安二郎祭.....
http://www.unidivers.fr/rennes/retrospective-yasujiro-ozu-4/
Ciné-TNB
Rétrospective // Yasujiro Ozu // Ciné-TNB
Catégorie d’Évènement:
Rennes
ChinchikoPapa
代表作の一挙上映という感じですね。日暮里から谷中にかけてフランスの観光客がやたら多いのは、「谷中に野良ネコを観察しにいくツアー」というのがあるそうで、非常にディープな東京ツアーを企画している旅行会社が多いせいだとわかりました。そのうち、英仏では「新宿にタヌキを観察しにいくツアー」とかが企画されそうです。w
サンフランシスコ人
http://www.highonfilms.com/essential-japanese-silent-cinema/
10 Essential Works of Japanese Silent Cinema
Arun Kumar / July 14, 2019
ChinchikoPapa
無声時代の映画は、定期的に国立映画アーカイブ(旧・国立近代美術館フィルムセンター)で上映されているようですが、さすがにサイレントだとなかなか観には出かけないです。
サンフランシスコ人
http://www.utoledo.edu/al/svpa/theatrefilm/pastseasons/2017-2018uttheatrefilmseason.html
January 26, 2018. FLOATING WEEDS (1959)- Directed by Yasujirô Ozu
The head of a Japanese theatre troupe returns to the town where he left a son who thinks he is his uncle. He tries to make up for the lost time, but his mistress grows jealous.
ChinchikoPapa
めずらしく、大映作品の『浮草』ですね。この作品の、中村鴈治郎と京マチ子がいいです。若尾文子も初々しい。
サンフランシスコ人
http://thedaily.case.edu/case-western-reserve-university-and-cinematheque-bring-rare-japanese-films-to-cleveland-this-fall/
CWRU, Cinematheque bring rare Japanese films to Cleveland this fall
September 17, 2013
ChinchikoPapa
戦前の作品は、あまり熱心に観ていないせいか記憶が曖昧です。『長屋紳士録』も観たのかどうかは、作品を観はじめれば思いだすかもしれません。
サンフランシスコ人
"Thursday, Oct. 3, at 6:30 p.m.: Record of a Tenement Gentleman (Nagaya shinshiroku, 1947), directed by Yasujiro Ozu..."
戦後の作品....
http://ja.wikipedia.org/wiki/長屋紳士録
"1946年2月、日本に帰国した小津は1年の休養ののち、本作を撮ることになった..."
ChinchikoPapa
『長屋紳士録』は、戦後の作品なんですね。どこかで、『大学は出たけれど』と混同してた気がします。いずれにしても、熱心には観ていない作品たちです。
サンフランシスコ人
http://www.nikkeyshimbun.jp/2019/190712-74colonia.html
サンフランシスコ人
Jul 24th 2019
Tokyo Story
@ 〰〰 bedsheet cinema
1914 N Spaulding Ave, Chicago, IL 60647
Opening Wednesday, July 24th, from 8PM - 11:59PM
http://www.thevisualist.org/2019/07/tokyo-story/
7/24 『東京物語』をシカゴ市で上映......
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
8/18 超大国の首都ワシントンD.C.で『東京物語』を上映...
http://sunscinema.com/event/tokyo-story/
http://www.brownpapertickets.com/event/4304522
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://chroniqueducinephilestakhanoviste.blogspot.com/2019/07/le-gout-du-riz-au-vert-ochazuke-no-aji.html
dimanche 28 juillet 2019
Le Goût du riz au thé vert - Ochazuke no aji, Yasujiro Ozu (1951)
ChinchikoPapa
サイトの文章を読むと(翻訳ですが)、なんか作品の解釈を思いっきり間違えてるような気がします。同作は、別に見合い結婚の「封建的」な側面を描いているわけでもなく(じゃあ、現在の合コンはどうなるんでしょうねw)、夫婦の出自のちがい(別に木暮実千代はブルジョアの出身ではなく、乃手ならどこにでもあった典型的な「中流」家庭です)による階級観をベースとした生活の齟齬を描いているわけでもなく、ざっかけない下町(風の)男とプライドの高い乃手女性が織りなす夫婦の機微を、心の動きとともにていねいに描いているだけだと思うのですけどね。このフランス人の評者は、妙な日本のイメージと史観にとらわれ過ぎてる気がします。
サンフランシスコ人
サンフランシスコ人もそう思いました....
サンフランシスコ人
"Tampopo, which might be one of the most delightful movies ever made, is best described as a series of comedic events."
http://culturedvultures.com/best-japanese-movies/
15 Best Japanese Movies of All Time
The Land of the Rising Sun's movies just keep rising and rising in quality.
Gabriel Ricard·July 26, 2019
ChinchikoPapa
岡田茉利子は、傑作ですよね。「スーパーの女」の原泉もそうですが、伊丹監督は俳優の既存のキャラクターから、まったく別の「おかしい」側面をユーモラスに描きだす天才的な感覚を持っていました。岡田茉利子の、あのピクリとも笑わない表情に爆笑しました。
サンフランシスコ人
http://filmforum.org/film/yasujiro-ozus-tokyo-twilight
Yasujirô Ozu’s
TOKYO TWILIGHT
DAILY (except SUN/MON) 1:20 4:10 7:00
SUN 1:20 6:20
MON 12:30 5:10 7:50
Friday, November 8 – Thursday, November 14
ONE WEEK
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://cinema.cornell.edu/late-spring
Late Spring
Director
Yasujiro Ozu
Showtimes
09/19/2019 - 9:45pm
09/22/2019 - 5:00pm
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://cinema.cornell.edu/tampopo
Showtimes
10/03/2019 - 9:15pm
10/3にコーネル大学 (アイビー・リーグの名門校)で上映...
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.japanesefilmfest.org/ja/
こんなウェブサイトがあるのですね!
サンフランシスコ人
http://www.youtube.com/watch?v=MT3Z8EUOexA
徹子の部屋 岡田茉莉子 | 2019年8月9日 - 19.08.09
http://dogatch.jp/news/ex/expost_66293/detail/
86歳の岡田茉莉子、ジムでエアロビ&ジャズダンス!夫婦で体力強化に励む理由
バラエティ
2019.08.08 up
テレ朝POST
ChinchikoPapa
政府の国際交流基金サイトのひとつなんですね、わたしも知りませんでした。岡田茉莉子は、ドイツで結婚式を挙げたんですね。
サンフランシスコ人
TOKYO STORY
TOKYO MONOGATARI
1953, Janus Films, 136 min, Japan, Dir: Yasujirô Ozu
Aero Theatre • Tue, Aug 20, 2019 • 1:00pm
http://www.americancinemathequecalendar.com/content/tokyo-story-1
8/20『東京物語』をロサンゼルスで上映.....
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
「設楽幸嗣は大磯のシーンで、三宅邦子の息子役として登場..」
http://www.chicagoreader.com/chicago/movie-tuesday-kindness/Content?oid=72581198
『お早よう』の設楽幸嗣の写真が、今日のChicago Readerに登場..
ChinchikoPapa
昭和30年代が匂う、懐かしい雰囲気の写真ですね。筆者は「郊外の地層」と書いてますけど、あれは荒川か江戸川の大型堤防(土手)じゃないかと思います。
サンフランシスコ人
サンフランシスコの日本町...
http://jffsf.org/2019/
The 7th Annual Japan Film Festival of San Francisco will be held at NEW PEOPLE Cinema: Friday, October 4th – Sunday 13th, 2019!
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.jffsf.org/2018/films-tickets-2018/
ChinchikoPapa
ここ2~3年の作品ばかりで、新しめな作品がメインなのですね。
サンフランシスコ人
http://www.jffsf.org/2013/films/
ChinchikoPapa
こちらも、ほぼリアルタイムの上映企画ですね。
サンフランシスコ人
http://www.jffsf.org/2017/films/
ChinchikoPapa
これらの作品の中のヒット作は、できれば特別な催し(フェスティバル)ではなく、アジアやヨーロッパのように街中の常設館で上映するぐらいの人気になってほしいですね。
サンフランシスコ人
http://www.edgeonthenet.com/entertainment/movies/279986/_review_::_the_flavor_of_green_tea_over_rice
Entertainment » Movies
The Flavor Of Green Tea Over Rice
by Sam Cohen
EDGE Media Network Contributor
Tuesday Aug 27, 2019
ChinchikoPapa
先日、NHKで放映されていた『天国と地獄』も、デジタルマスタリング済みの4K映像でした。そろそろ4K対応TVに買い替えかな……と思っていたら、すでに同局では8Kの試験放送がスタートしてますね。毛穴まで見えてしまうので、これからの映像制作現場はたいへんかもしれません。
サンフランシスコ人
http://www.roxie.com/ai1ec_event/promare/?instance_id=35936
2019年5月に公開された『プロメア』.....9/30 サンフランシスコのメキシコ街の映画館で上映...
ChinchikoPapa
わたしとしましては『プロメア』よりも、その横にあるM.デイヴィスの『クールの誕生』のほうに惹かれます。w
サンフランシスコ人
http://www.hollywoodreporter.com/news/telluride-film-festival-2019-lineup-revealed-1235269
P26 Late Autumn
http://telluridecms-production.s3.amazonaws.com/assets/guides/46th-TFF-program-guide-FINAL.pdf
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://jffsf.org/2019/films-tickets-2019-by-date/
上映作品が決まった!
Japan Film Festival of SF 2019
Oct 4 – Oct 13, 2019
NEW PEOPLE Cinema
San Francisco Japantown
1746 Post St.,
San Francisco, CA 94115
サンフランシスコ人
http://shinjuku.musashino-k.jp/movies/11058/
お茶漬の味
上映期間: 9月9日(月)&10日(火)
上映時間: 1時間55分
http://shinjuku.musashino-k.jp/100th/
下落合の近くで上映....
ChinchikoPapa
「Japan Film Festival 」の上映作品の中には、日本の広告宣伝や封切館の上映でも見たことのない映画があります。ひょっとすると、マーケティングで最初から海外上映(市場)のみをターゲットにした作品もあるのかもしれません。
『お茶漬の味』が、“地元”の武蔵野館で上映されるのは嬉しいですね。ちょうど今日の記事で取りあげている舞台と同じ、新宿3丁目にあります。
サンフランシスコ人
サンフランシスコのメキシコで読んだ本に、日本は映画大国だと書いてありました....
「マーケティングで最初から海外上映(市場)のみを...」
日本の映画市場は、日本人に日本文化を教える喜びは皆無ですね...
ChinchikoPapa
ご教示いただいた「Japan Film Festival 」の上映作品では、『Every Day a Good Day』(邦題『日日是好日』) は、全編が茶道のお師匠さん(おしさん)と弟子の話ですので、いわゆる伝統的な日本文化を表現した作品でしょうか。
サンフランシスコ人
http://www.j-pop.com/NEWPEOPLE-J-032017.pdf
サンフランシスコ日本映画祭
2013年より始まった北カリフォルニア初の日本映画祭。NEW PEOPLEビル内映画館NEW PEOPLE シネマにて、日本の最新実写版及びアニメーション映画のプレミア上映、監督・俳優・声優による舞台挨拶やサイン会、VIPパーティなどを開催。 過去の主なゲスト: 浅野忠信・常磐貴子・古川雄輝・森本晃司・東京女子流 岩井俊二監督・西川美和監督・田中光敏監督・佐藤信介監督 他
ChinchikoPapa
多彩な人たちが、ゲストで出かけていますね。この中で、浅野忠信がちょっと気になる俳優で、少し臆病で気が弱いのに、とんでもないことをやらかしては怯える役どころが、ピッタリはまるうまい俳優だと思います。非常にリアリティの高い演技をしますね。
サンフランシスコ人
http://www.slantmagazine.com/dvd/review-yasujiro-ozu-the-flavor-of-green-tea-over-rice-on-criterion-blu-ray/
Review: Yasujirô Ozu’s The Flavor of Green Tea Over Rice on Criterion Blu-ray
Criterion’s stunning transfer and small, but substantial, array of extras should inspire a serious re-evaluation of the film.
Published 2 hours ago
September 11, 2019
ChinchikoPapa
生活習慣や風俗のちがいを、海外ではどうしてもブルジョアジーと労働者の階級観に結びつけるようですね。少し前にも書いたことですが、ざっかけない(城)下町(または下町風)の生活者が、山手の生活者よりも実質的にはよほど資産家で「ブルジョア」なケースがあることを、江戸期からのこの地方の歴史や系譜を知らないと、ちょっとおかしな解釈になっちゃいますね。
サンフランシスコ人
基本的には、東宝の怪獣映画だけしか理解出来ない?
サンフランシスコ人
http://amsterdamnews.com/news/2019/sep/12/tcms-silent-sundays-returns-new-host/
Yasujiro Ozu’s “Tokyo Chorus.” Stewart explains, “Ozu is renowned as a world cinema pioneer and auteur. After World War II, he really developed a signature and uniquely Japanese style of filmmaking that’s unparalleled, so here viewers get the opportunity to see the early days of his career.”
http://www.tcm.com/schedule/index.html?tz=est&sdate=2019-11-17
サンフランシスコ人
http://franklin.library.upenn.edu/catalog/FRANKLIN_9977580347503681
ペンシルベニア大学(トランプ大統領の母校)の図書館が購入する...
ChinchikoPapa
江戸東京地方の地域性を史的に理解しないと、通りいっぺんの解釈ではむずかしそうですね。最近も書きましたが、(城)下町と山手を欧米風にダウンタウンとアップタウンと単純に規定すると、かなり解釈のズレが生じてしまいます。
小津監督の『東京の合唱』は見たことないなぁ……と思っていたら、YouTubeに登録されていますね。ただ、サイレント映画ですので物語の内容に合いそうもない音楽をエンエンと聞かされるのは、やはりつらいものがあります。
サンフランシスコ人
http://archive.bampfa.berkeley.edu/film/FN14810
カリフォルニア大学バークレー校で、2003年に上映したみたいです....
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.japanhouse.jp/losangeles/events/movie-and-bites-the-flavor-of-green-tea-over-rice.html
EVENT
Movie & Bites | The Flavor of Green Tea over Rice
Date
09.22.2019
Time:
4:00 PM – 7:00 PM
Location
JAPAN HOUSE Salon
Level 5
Fee
$20
"Participants will be served salmon ochazuke and popcorn to enjoy throughout the screening."
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.newindianexpress.com/cities/delhi/2019/sep/11/the-third-edition-of-japanese-film-festival-to-screen-across-seven-cities-in-india-2032038.html
"The six-month-long event will depict contemporary Japanese movies from diverse genres such as romance, drama and comedy."
インドで、大規模の日本映画祭!
ChinchikoPapa
新海誠監督の作品は、作画はきれいだしエンタメで心地よいのですが、深く考えさせられることがありません。まだ若いせいもあるのでしょうが、宮崎駿の作品に比べ底の浅さが課題のひとつのように思えます。
サンフランシスコ人
http://businessmirror.com.ph/2019/09/19/heres-to-early-autumn-in-tokyo/
I AM in an Ozu mood, with the days becoming like a series of autumn afternoons. That was his last film—An Autumn Afternoon, a film that has been called “one of cinema’s fondest farewells.
ChinchikoPapa
誰もいなくなった(あるいは人が去った)部屋を撮影するというのは、小津監督の他の作品でもありましたけれど、音楽とともに印象的なシーンですね。
サンフランシスコ人
http://www.rafu.com/2019/09/movie-and-bites-at-japan-house-l-a/
9/18 羅府新報に...
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.davidbordwell.net/blog/2019/09/22/ozu-the-compassionate-satirist-the-flavor-of-green-tea-over-rice-on-criterion-blu-ray/
Ozu the compassionate satirist: THE FLAVOR OF GREEN TEA OVER RICE on Criterion Blu-ray
Sunday | September 22, 2019
ChinchikoPapa
小津作品は、デジタルリマスタリング済みの4K映像での上映だったようですね。ついこの間まで、4Kの宣伝をしていたかと思えば、東京オリパラロシア2020が近づくと、さっそく8K一色になってしまいました。
サンフランシスコ人
深田晃司監督の『よこがお』2019年7月26日に(日本の)全国公開.....10/6 & 10/8 ニューヨーク市で上映....
http://www.filmlinc.org/nyff2019/films/a-girl-missing/
U.S. Premiere · Q&As with Koji Fukada on Oct. 6 & 8
ChinchikoPapa
しぶい作品をもってきますね。わたしも、この映画は観たい作品のひとつです。
サンフランシスコ人
http://www.circulobellasartes.com/wp-content/uploads/2019/10/cine_octubre19.pdf
10/23 マドリードで上映....
ChinchikoPapa
最近、スペインの最新映画がよく話題になります。ネットでもかなり見かけますので、ちょっとしたブームですね。
サンフランシスコ人
『長屋紳士録』
http://www.newyorker.com/goings-on-about-town/movies/tokyo-movies
10/4 ザ・ニューヨーカー (高級雑誌)に....
ChinchikoPapa
小津映画は、さまざまな地域に住む、その当時の人々の日常生活をうまくすくいとって表現してるとは思いますが、ことさら「the ideological impact of Japanese culture」を描いているとは思えないんですよね。「Japanese lifestyle」=その当時ならではの生活観ならわかりますが、生活観は普遍的でも伝統的なものでもなく、この国では容易に移ろいやすいです。いまの若い子たちが小津映画を観ても、「なにこれ?」と共感も共通点を見いだすのが難しいのは、日本文化が廃れているからではなく(むしろ日本の伝統的なカルチャーは人気です)、まったく生活感なり日常的な習慣なりが異なっているからだと思うんですよ。
サンフランシスコ人
http://www.bl.uk/events/walk-cheerfully-film-screening
10/15イギリスで上映....
ChinchikoPapa
いつも、情報をありがとうございます。>サンフランシスコ人さん
サンフランシスコ人
http://www.siff.net/year-round-cinema/dragnet-girl-with-live-score-by-coupler
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://variety.com/2019/film/festivals/frances-mcdormand-donald-sutherland-grace-lumiere-festival-opening-1203368870/
October 13, 2019 4:47AM PT
Frances McDormand, Donald Sutherland Grace Lumière Festival Opening
To celebrate its 10th anniversary, the festival is screening a selection of masterpieces that have left their mark on the history of cinema, including Fritz Lang’s “M,” Orson Welles’s “Citizen Kane,” Jean Renoir’s “The Rules of the Game,” John Ford’s “Stagecoach” and Yasujiro Ozu’s “Tokyo Story.”
ChinchikoPapa
映画は、それを観る人の感性や地域性、趣味、思考など広い意味での“文化”で大きく左右され、また時代によっても異なるのでしょうね。小津作品の中からベスト1を選べといわれたら、わたしは『東京物語』は選ばないと思います。
サンフランシスコ人
http://www.rafu.com/2019/10/late-spring-nausicaa-screening-at-faith-umc/
“Late Spring” (1949, 110 minutes), directed by Yasujiro Ozu.
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://thebeacon.film/calendar/movie/an-autumn-afternoon
10/20『秋刀魚の味』.....シアトルで上映...
http://www.thestranger.com/things-to-do/2019/10/17/41722725/38-movies-worth-watching-in-seattle-this-weekend-oct-17-20-2019
ChinchikoPapa
当時の正座視線からのカメラワークは、そのあと主にTVドラマなどで多用されましたけれど、現在ではその視線がもう少し高い位置にある作品が多いですね。
サンフランシスコ人
http://www.fundacionjapon.es/es/Actividades/Arte-y-Cultura/evento/272/retrospectiva-yasujiro-ozu-en-filmoteca-de-catalunya
来月....
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.siff.net/year-round-cinema/dragnet-girl-with-live-score-by-coupler
「非常線の女』....11/21 シアトルで上映...
ChinchikoPapa
逆に日本では、同作は米国映画の模倣ということで、小津作品のオリジナリティという面から上映機会が少ないのかもしれないですね。
サンフランシスコ人
http://www.silentfilm.org/archive/dragnet-girl
サンフランシスコで、2014年に上映された.....
サンフランシスコ人
http://riotheatretickets.ca/events/12761-the-rio-grind-film-festival-presents-dragnet-girl-with-live-score-by-coupler
The Rio Grind Film Festival Presents: Dragnet Girl with Live Score by Coupler
8:00pm - Friday, Nov 22, 2019
ChinchikoPapa
わたしはサスペンスの同時代作品というと、英国のヒッチコックによる『三十九夜』とか『暗殺者の家』、『バルカン超特急』などのほうが面白く感じます。ちょうどいま、amazonのvideoでは戦前のヒッチコック作品を流しはじめてますね。
サンフランシスコ人
http://ceo.pucp.edu.pe/evento/jornada-cultural-japonesa-5/
Talía Vidal: “Ruptura de la tradición: el papel de las jóvenes de posguerra en El sabor del té verde con arroz y El comienzo del verano” de Yasujirō Ozu.
昨年、ペルー共和国の大学で講義....
ChinchikoPapa
木暮実千代の役が、日本における「戦後の若い女性の役割り」(スペイン語自動翻訳による直訳)だとは思えないんですけどねえ。^^;
サンフランシスコ人
http://www.youtube.com/watch?v=T-jTx2J_TQU
齋藤順「小津安二郎映画音楽”東京物語〜秋刀魚の味”」Mr.Bassman! Jun Saitoh Solo Live -September 2019-
Nov 4, 2019
ChinchikoPapa
2003年でしたか、日本で小津映画のサウンドトラックCDが発売されてヒットしました。9作品のトラックを集めたものでしたが、仕事のBGMにかけていたのを思いだします。
サンフランシスコ人
http://www.cinemateket.no/filmer/the-flavor-of-green-tea-over-rice
Kommende forestillinger
I morgen 07.11.2019 21:00
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
今秋、オスロで小津安二郎映画祭....
http://www.cinemateket.no/artikler/naer-perfeksjon
ChinchikoPapa
最近、北欧からのインバウンドが急増していますが、このような催しと無関係ではないのかもしれませんね。
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
確かに、これからの季節は暗くなる一方の地域ですね。そう考えますと、日本の9月から12月初旬までつづく長い秋を楽しみに、北欧からの観光客が急増しているのでしょうか。彼らにしてみれば、東京の冬も「暖かい」のかもしれません。
サンフランシスコ人
http://cinematekettrondheim.ticketco.events/no/en/e/early_spring1
『早春』11/21 ノルウェーのトロンハイム市で上映....
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://cinematek.be/?node=17&event_id=400509502
ChinchikoPapa
このサイトの「評」は、なんだかとても的確ですね。確かに子どものころ見た風景の記憶で、人間喜劇のコメディーっぽくもあり、どこか哀しみを含んだ悲劇のようでもあり……と、小津作品の特徴を現代の眼からみてうまく捉えていると思います。
サンフランシスコ人
11/16 『浮草物語』をワシントン州で上映....
http://www.biartmuseum.org/event/a-story-of-floating-weeds/
A Story of Floating Weeds (1935)
By Yasujiro Ozu, the story of an aging actor who returns to a small town with his troupe and reunites with his former love and illegitimate son. Live musical accompaniment and Japanese/English benshi narration by Aono Jikken Ensemble.
ChinchikoPapa
なんだか日本よりも米国のほうが、小津作品の上映機会ははるかに多いような気がします。
サンフランシスコ人
リスボン? 9ヶ月前??? 上映したみたいです......
http://www.cinemateca.pt/CinematecaSite/media/Documentos/iniciacao_ao_cinema_web.pdf
ENCERRAMENTO DO PROGRAMA23 de fevereiro | Cinemateca Portuguesa-Museu do CinemaOHAYO“Bom Dia”de Yasujiro Ozucom Keiji Sata, Yoshiko Kuga., Koji Shigaraki, Masahiko ShimazuJapão, 1959 – 94 min / legendado eletronicamente em portuguêsEste fi lme pode ser considerado como uma variante, mas certamente não como um remake, de um dos mais célebres fi lmes de Ozu, UMARETE WA MITA KEREDO (“NASCI, MAS...”, de 1933). Mas, contrariamente à quase totalidade das obras-primas realizadas por Ozu na fase fi nal da sua carreira, OHAYO não aborda o tema da dissolução de uma família, apenas um momento de crise. Dois miúdos fazem uma greve de silêncio para protestar contra o facto dos pais se recusarem a comprar uma televisão. A realização de Ozu, como sempre rigorosa e perfeita, tece um fi lme que, ao invés de mostrar o fi m de uma vida, ou de uma família, mostra uma continuidade, a aceitação da mudança. Um dos fi lmes onde cineasta trabalha exemplarmente a cor. OHAYO foi a obra escolhida para dar início ao programa piloto “A Escola no Cinema”, que conta já com o apoio da Cinemateca para uma primeira projeção do fi lme, numa sessão reservada aos alunos das escolas envolvidas no projeto, na manhã de dia 20. Sáb. [23] 21:30 | Sala Dr. Félix Ribeiro
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
PROGRAM CLOSING February 23 | Portuguese Cinematheque-Museum of CinemaOHAYO “Good Morning” by Yasujiro Ozucom Keiji Sata, Yoshiko Kuga., Koji Shigaraki, Masahiko ShimazuJapan, 1959 - 94 min / electronically subtitled in Portuguese , by one of Ozu's most celebrated films, UMARETE WA MITA KEREDO (“BORN, BUT ...”, 1933). But unlike most of Ozu's masterpieces at the end of his career, OHAYO does not address the issue of family breakup, just a moment of crisis. Two kids go on a silence strike to protest their parents refusing to buy a television. Ozu's achievement, as always rigorous and perfect, weaves a film that, instead of showing the end of a life, or of a family, shows a continuity, the acceptance of change. One of the films where the filmmaker exemplarily works the color. OHAYO was the work chosen to start the pilot program “A Escola no Cinema”, which already has the support of Cinemateca for a first film projection, in a session reserved for students of the schools involved in the project, on the morning of the 20th. . Sat. [23] 21:30 | Dr. Félix Ribeiro Room
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
"Ozu's achievement, as always rigorous and perfect,...."
勝手に考えていますが.....ブラジルの日系人の日本映画の鑑賞会がポルトガルに影響を与えている...
ChinchikoPapa
あっ、するどいです。ほんとうに、ブラジルから"本国"へ影響を与えているのかもしれないですね。
サンフランシスコ人
http://vietgiaitri.com/doc-dao-cach-an-my-ramen-cua-nguoi-nhat-20191116i4452465/
Ramen bowls appeared in Japan in the second half of the 19th century in ports such as Yokohama, where many Chinese came to settle down. It was they who brought ramen to Japan. But ramen noodles were only really loved by many Japanese people after World War II, after appearing in Yasujiro Ozu's movie " The taste of rice with green tea water" (1952). And ramen became even more popular thanks to the appearance of a type of instant noodles in a cardboard cup, launched in 1970.
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
Digital lobby poster for Melbourne Cinémathèque 2020 season screenings May 8–22 Time and Tide: Yasujiro Ozu
http://www.youtube.com/watch?v=yL04AZmmwJA
来年...
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
Yasujirô Ozu’s
TOKYO TWILIGHT
Held Over! Through Thursday, November 21
12:40 & 8:25 ONLY
http://filmforum.org/film/yasujiro-ozus-tokyo-twilight
「『東京暮色』...2019年11月に、アメリカのニューヨーク州ニューヨーク市で上映..
http://filmforum.org/film/yasujiro-ozus-tokyo-twilight
Yasujirô Ozu’s
TOKYO TWILIGHT
DAILY (except SUN/MON) 1:20 4:10 7:00
SUN 1:20 6:20
MON 12:30 5:10 7:50
Friday, November 8 – Thursday, November 14
ONE WEEK
by サンフランシスコ人 (2019-08-04 04:25) 」
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
TOKYO TWILIGHT
Held Over! Through Thursday, November 21
12:40 & 8:25 ONLY
Starting Friday, November 22
12:40 & 5:45 ONLY
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://bampfa.org/event/tokyo-twilight
Tokyo Twilight
(Tokyo boshoku)
Yasujiro Ozu
Japan, 1957
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://en.wikipedia.org/wiki/Berkeley_Art_Museum_and_Pacific_Film_Archive
"The archive houses 16,000 films and videos, including the largest collection of Japanese films outside of Japan."
サンフランシスコ人
http://www.nsnews.com/entertainment/film/coupler-dragnet-girl-track-of-the-day-1.24016093
Home Entertainment Film
Coupler - “Dragnet Girl” (Track of the Day)
Rio Theatre screening Ozu's silent noir film with live score performed by Coupler
John Goodman / North Shore News
November 22, 2019 08:05 AM
カナダに米国からフィルムが貸しだされる???????
サンフランシスコ人
「『非常線の女』........11/21 シアトルで上映みたいです....」
42 Movies Worth Watching in Seattle This Weekend: Nov 21–24, 2019
A Beautiful Day in the Neighborhood, Honey Boy, Dragnet Girl, and Other Critics' Picks
『非常線の女』=Dragnet Girl....
ChinchikoPapa
なんだか、米国のほうが小津作品の上映は圧倒的ですね。日本では、もはやこれほどの上映機会はないです。好きな人は、すでにデジタルマスタリングのDVDを揃えてしまったのか、そのような需要は少ないのかもしれません。
でも、フィルムをまわすアナログ映写機のカタカタカタカタという音を聞きながら、小津映画を鑑賞するのも風情があっていいですね。
サンフランシスコ人
サンフランシスコで、映画館の前で配達自動車を見ないです.....
「フィルムではなくディスクメディアの貸し出しでしょうか....」
コンピューターのソフトウェア?
「フィルムをまわすアナログ映写機のカタカタカタカタという音を聞きながら、小津映画を鑑賞するのも風情があっていいです....」
そんなフィードバックは(米国で)全くない....
ChinchikoPapa
日本では、あえてアナログ映写機とフィルムを使って鑑賞する特別な映画フェスがあります。画面の右すみに、ロール替えのパンチが出るのがたまらないという、映画フリークがけっこういますね。
サンフランシスコ人
http://www.austinfilm.org/screening/tokyo-story/
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.uv.mx/veracruz/noticias/files/2019/11/Programa-Semana-UV-2019.pdf
18:30 Cineclub Mocambo
Proyección del film Otoño tardío del director Yasujiro Ozu
Duración 130 minutos
Reflexionario Mocambo USBI Veracruz
Entrada libre
サンフランシスコ人
メキシコで数日前に上映したみたいです....
http://www.uv.mx/veracruz/usbi/2019/cineclub/
«Buenos días»
Miércoles 6 de noviembre
17:30 a 20:00 horas
Sala de Usos Múltiples
USBI Veracruz
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://uitkijk.nl/film/drieluik-tokyo-story/
ChinchikoPapa
江戸期を通じて国交があったものか、オランダからの観光客もたくさん日本にみえますね。野良ネコが多い谷中や日暮里が、フランス観光客のメッカだとしますと、武蔵野地域にオランダや周辺国のお客さんが多いのは、やはりジブリアニメの影響でしょうか。
サンフランシスコ人
http://www.iffamacao.com/2019/11/28/the-4th-international-film-festival-•-macao-iffam/
Director’s Choice - Film classics selected by Asian and non-Asian filmmakers
The 400 Blows (1959, François Truffaut, selected by Anthony Chen)
Blow-Up(1966, Michelangelo Antonioni, selected by Wang Xiaoshuai)
Tokyo Story (1953, Yasujirô Ozu, selected by Cristian Mungiu)
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://blog.lareviewofbooks.org/essays/farewell-lacmas-bing-theatre/
".....one night in late June, my wife and I went to the Bing to see Japanese master Yasujiro Ozu’s final work, An Autumn Afternoon (1962)...."
ChinchikoPapa
まちがいなく、小津映画は米国のほうが頻繁に上映されているようですね。日本では、ちょっと考えられない現象です。わたしの親から祖父母の世代の、「昔の日本」で観られた風情に惹かれるのでしょうか。
サンフランシスコ人
ChinchikoPapa
リニューアル工事による閉鎖ではなく、「終止・解体」なのでしょうか。展示場やイベント会場の運営は日本でも厳しいですが、行き慣れている馴染みの会場や劇場が閉鎖されるのは寂しいですね。
サンフランシスコ人
http://www.kcrw.com/culture/shows/design-and-architecture/make-or-break-for-lacma-redesign-sterling-ruby-on-specter/lacma-redesign-arouses-passions-as-it-moves-forward
ChinchikoPapa
規模の縮小に関して、いろいろ異論が出ているのですね。
サンフランシスコ人
http://www.nikkeyshimbun.jp/2019/191101-75colonia.html
23日=『秋日和』(監督=小津安二郎、60年)
ChinchikoPapa
ブラジルの日系移民の人たち(年齢層の高い方たち)には、わりと「秋日和」的な世界が母国の“リアル”な情景なのかもしれませんね。日本に働きにきているブラジル人(3世・4世の方でしょうか)へ、インタビューをしている番組を見たのですが、聞いていたイメージとはまったくちがった……と答えていたのが印象的でした。祖父母の代から聞いていたであろう「日本」と、現代のリアル日本のギャップは、ずっと国内にいるわたしにはどこかで連続性が感じられるものの、1950~60年代のイメージを抱いた方が来日すると、やはりまったくの異世界のように感じられるのかもしれません。
サンフランシスコ人
by サンフランシスコ人 (2019-12-04 07:56)....」
12/8 記事が出たのです...
http://www.macaubusiness.com/yasujiro-ozus-masterpiece-tokyo-story-to-be-screened-at-cinematheque/
IFFAM – Yasujiro Ozu’s masterpiece Tokyo Story to be screened at Cinematheque
By Newsdesk
December 8, 2019
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.bfi.org.uk/news-opinion/news-bfi/lists/yasujiro-ozu-10-essential-films
Yasujiro Ozu: 10 essential films
Your 10-film introduction to the Ozu Cinematic Universe… from Tokyo Story to An Autumn Afternoon.
Jasper Sharp
12 December 2019
英国映画協会のウェブサイト.....
サンフランシスコ人
http://cinefiliasantmiquel.blogspot.com/2019/12/el-sabor-del-te-verde-con-arroz-1952.html
サンフランシスコ人は知りませんでした.....
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.eyefilm.nl/film/the-flavor-of-green-tea-over-rice?program_id=358060
Not seen in the Netherlands for more than twenty years: Yasujir ō Ozu's personal favorite from his more than fifty titles of oeuvre.
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.austinchronicle.com/events/film/special-screenings/tokyo-story-2637186/
12/15 記事が出たのです...
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
「オランダでの小津作品上映は、久しぶりなのですね.....」
『お茶漬けの味』に限って.....小津の全作品ではありません....
ChinchikoPapa
オランダというと、日本アニメのコスプレというイメージが強くて、多くの女の子たちが毎年「カワイイ」といいながら日本にやってきます。500年来の国交があるので、日蘭の記念行事も多いのですが、はたして彼女たちは小津作品を観ているのでしょうか。w
サンフランシスコ人
http://www.netherlandsworldwide.nl/countries/united-states/about-us/consulate-general-in-san-francisco
サンフランシスコに領事館....知りませんでした.....行事はあるのでしょうか?
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://secure.michtheater.org/websales/pages/TicketSearchCriteria.aspx?evtinfo=658611
"The last film by Yasujiro Ozu was also his final masterpiece, a gently heartbreaking story about a man’s dignified resignation to life’s shifting currents and society’s modernization."
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.visitberkeley.com/events/tokyo-twilight2/
バークレー市の観光局のホームページに.......
ChinchikoPapa
『東京暮色』は、小津映画の最後のモノクロ作品だったのですね。でも、有馬稲子が親に反抗したぐらいで「非行に走る」という表現は、米国でも同様でしょうが、現代の感覚とはかなり合わないかもしれません。
サンフランシスコ人
『天気の子』......来月、サンフランシスコの映画館で上映...
http://www.roxie.com/ai1ec_event/27864/?instance_id=38476
ChinchikoPapa
このところつづく新海誠監督の作品は、なんだかピンとこないですね。他のアニメ作品の美味しいとこ取りのような構成で、プロデューサーが「売れる作品」を意識しすぎて、いらないアドバイスをたくさんしてるのではないかと思います。
サンフランシスコ人
http://www.wamc.org/post/audrey-kupferberg-marriage-story-flavor-green-tea-over-rice
"In relation to Marriage Story, there is the 1952 film called The Flavor of Green Tea Over Rice, made by the incomparable Japanese filmmaker Yasujiro Ozu, and released in a digital restoration on blu-ray by Criterion in late August."
ChinchikoPapa
ついにデジタルマスタリングが済んだ、BDが発売されたのですね。こちらのBD販売では、1970~80年代のフィルム作品をデジタル修復して販売するのがブームです。
サンフランシスコ人
http://www.thehuntingtonlibrary.org/on-site-services/for-adults/159-midday-movie-schedule
Foreign Movie: The Flavor of Green Tea Over Rice
The Flavor of Green Tea Over Rice
Wednesday, January 15, 2019 at 1:30pm (NR) • Main Auditorium
One of the ineffably lovely domestic sagas made by Yasujiro Ozu at the height of his mastery, it is a subtly piercing portrait of a marriage coming quietly undone. Secrets and deceptions strain the already tenuous relationship of a childless, middle-aged couple, as the wife's city-bred sophistication bumps up against the husband's small-town simplicity, and a generational sea change, in the form of their headstrong, modern niece, sweeps over their household. Movie run time is 115 minutes.
From IMDb:
Director: Yasujirô Ozu
Writers: Kôgo NodaYasujirô Ozu
Stars: Shin SaburiMichiyo KogureKôji Tsuruta|See full cast & crew »
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.noircity.com/nc18p2.html
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://anthologyfilmarchives.org/film_screenings/calendar?view=list#day-10
7:30 PM
EC: THERE WAS A FATHER
by Yasujiro Ozu
In Japanese with English subtitles, 1942, 87 min, 35mm
サンフランシスコ人
http://www.tvprogram.cz/early-summer/1360117978
ChinchikoPapa
DVD化されると、TV放映もしやすいのかもしれませんね。
サンフランシスコ人
http://prod3.agileticketing.net/websales/pages/info.aspx?evtinfo=660689~a2730957-bc6b-4d9f-b196-feb05d63b54d&epguid=d5f38f5a-7124-4204-b669-5eca550aa43e&
2/2 サンフランシスコの映画館で上映....
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
2/1 サンフランシスコの日本町の
http://www.newpeoplecinema.com/
New People Cinema (ニューピープルシネマ) で上映...
http://www.newpeopleworld.com/schedule/2020/2/1/the-wonderland
The Wonderland
Saturday, February 1, 2020
ChinchikoPapa
このアニメも、観てないです。そもそも、アニメを映画館で観ることはわたし自身ほとんどないのですが、日本の映評では「退屈」という感想が多かったでしょうか。
サンフランシスコ人
http://secure.denverfilm.org/tickets/film.aspx?id=31527&FID=106
サンフランシスコ人
基本的に、女優陣は働くだけで、男たちは飲むだけ....
http://events.umich.edu/event/70765
http://www.michtheater.org/show/an-autumn-afternoon/
1/30『秋刀魚の味』.....ミシガン州で上映.....
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.cinematheque-nice.com/uploads/programmepdf/Cinémathèque de Nice - février 2020.pdf
『お早よう』.......2/13 フランスで上映...
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://scalisto.blogspot.com/2020/02/yasujiro-ozu-tokyo-boshoku-1957.html?m=1
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://www.bloorstculturecorridor.com/things-to-do/2020/03/everyday-life-japan-post-war-cinema-ozu-yasujiro-0
ChinchikoPapa
サンフランシスコ人
http://jftor.org/royal-ramen-films/
3/12『タンポポ』をトロント市で上映....
ChinchikoPapa