いったい、なにが狙っているのだ?

 先日、久しぶりに雑司ヶ谷を散歩してきた。鬼子母神の境内、約300年以上前の元禄時代からつづく駄菓子屋さんで、糸引きクジ飴と不二家のミルキーを買い食いする。「ハッカが当たった!」と少しはしゃぐわたしは、駄菓子屋の名物おばさんに「ハッカじゃないよ、ソーダだよ」と言われてシュン…。雑司ヶ谷霊園へ向かう坂を散策中、その途中で…ふっと足が止まった。
 「この通りは…が狙っています。ためらわずすぐ…」、いったいなにが言いたい立看なのだろう?
 ・この通りはカラスが狙っています。ためらわずすぐ生ゴミは不透明袋へ
 ・この通りは野良猫が狙っています。ためらわずすぐ魚は冷蔵庫へ
 ・この通りはパパラッチが狙っています。ためらわずすぐ芸能人はクルマの中へ
 ・この通りは首都高速道路公団が狙っています。ためらわずすぐ住民は反対運動へ
 ・この通りは地縛霊が狙っています。ためらわずすぐ最寄りのお祓い所へ
 ・この通りはアルカイダが狙っています。ためらわずすぐお近くの米軍へ
 …いろいろ想像していたら、夏目漱石や小泉八雲、泉鏡花、永井荷風、竹久夢二、サトウハチロー、金田一京助などに、またしても会いそこなってしまいました。

★さっそく宮沢さんが現地を捜査Click!され、真相を明らかにしてくれました。詳細は宮沢さんのサイトへ!

この記事へのコメント

  • 宮沢 靖

    ChinchikoPapaさん、こんにちは。(^^)

    写真の看板は、”蒸発”物件に分類される、れっきとしたトマソンです。(^◇^;;
    強調するために、赤いペンキで書いた部分が、日光で退色して、ああいった
    意味不明の看板になってしまったわけですねぇ。 (((^_^;)

    ここまで見事な”抜け”具合は、見たことがありません。

    抜けている部分に、色々な言葉を当てはめて、遊ぶことが出来ます。

    ・この通りは、しまなみ大統領が狙っています。ためらわずすぐ江戸のばか殿へ。
    とか。 (^_^;)★\ バキ
    2004年12月08日 20:51
  • ChinchikoPapa

    ほんとうに、まったく文字跡がないほどキレイに消えてました。(^^; 雑司ヶ谷界隈は、古~い雰囲気とお金持ちのお屋敷と、文化住宅に廃墟と、ヘンな看板が目につくちょっと怪しくて面白い散歩コースですね。ぜひ、今度お越しの節は歩かれてみてください(^o^
    ここから目白台へ抜け、デザートに幽霊坂を下って「ああ、面白怖かった」コースは終了です。(>_<;☆\
    2004年12月09日 11:51
  • 宮沢 靖

    ChinchikoPapaさん、こんにちは。(^^)

    今度東京へ行ったときは、雑司ヶ谷界隈を歩いてみましょう。
    幽霊坂とバリケンは、この前通ってきたので、今度は雑司ヶ谷霊園あたり
    などを。 (^^)
    雑司ヶ谷といえば、小津監督の「東京暮色」の舞台にもなっているし、
    ここ2年くらい凝っている、内田百閒のゆかりの場所でもありますから。
    2004年12月10日 20:53
  • ChinchikoPapa

    はい、ぜひいらしてください。冬だと雑木林の葉が落ちて、目的のお墓も探しやすいかと。(^_^; 幽霊も季節はずれですし…。(>_<;☆\
    2004年12月10日 20:59
  • 宮沢 靖

    さっそく、11日に行ってきました。>雑司ヶ谷 (^◇^;;
    雑司ヶ谷霊園では、夏目漱石のお墓を発見することが出来ました。

    ところで、例の「この通りは  が狙っています。」の看板の、謎が解けました。
    分かってしまうと「なーんだ」ですが、これがまた味わいがあって、おもしろい
    ものです。写真も撮ってきましたので、近いうちにメールか何かで、お知らせ
    します。(このコメントには、写真は添付できましたっけ?)
    2004年12月12日 19:35
  • ChinchikoPapa

    ヲヲッ、わざわざご確認、ありがとうございます。<(_ _)> すごい、350kmの散歩!(^^; このコメント欄には、写真添付が残念ながらできないんです。宮沢さんのコメントは、宮沢さんかわたしのWebサーバへFTPしてブログページから別窓でリンクさせていただく…ということでいかがでしょう? だんだんネットワークが拡がってきましたね。(^^
    2004年12月13日 14:51
  • ChinchikoPapa

    さっそく、12/8の「いったい、何が狙っているのだ?」の下段より、宮沢さんのサイトへリンクを張らせていただきました。ありがとうございました。それにしても、「ちかん」でも「チカン」でも「痴漢」でもなく、「ち漢」というのは微妙な表現ですね。一瞬、「ら漢」=羅漢がねらってるのかと思っちゃいました。(笑)
    2004年12月15日 00:37
  • 宮沢 靖

    普通に考えれば、”漢”の字に対して、”痴”の字が特別に画数が多いわけでも
    ありませんし・・・
    ”痴”の字がとっさに思い浮かばなかったとか?
    それとも”痴”の字は当用漢字ではないので、公共の看板に使用できないとか?

    >「ら漢」=羅漢がねらってるのかと思っちゃいました。

    でも、羅漢は何を狙っているのでしょうか?ひょっとして”尊師”の座?
    (^_^;)★\ バキ
    2004年12月15日 21:10
  • ChinchikoPapa

    宮沢さん、するどい。(笑) 隅田川の中のどこかの島のように、当用漢字にないから役所では使用できないので住所変更を迫られた…なんていう、本末転倒の情けない過去事例もあることですし、そのあたりの可能性が強いですね。
    羅漢の狙ってるのは、間違いなくイガイガ君です。それは羅漢果だろ。(><;☆\
    2004年12月15日 23:48
  • ChinchikoPapa

    昔の記事にまで、nice!をありがとうございました。>kurakichiさん
    2014年08月11日 15:47
  • ChinchikoPapa

    こたらにも、nice!をありがとうございました。>さらまわしさん
    2014年08月11日 15:47

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